REPORT

10/4 Jelajah Malaysia 2017 第2ステージ レポート

10/4
Jelajah Malaysia 2017
Stage2
Lumut - Kuala Kurau
145.3km

ジョラジャマレーシア第2ステージは第1ステージ後に宿泊したホテルの目の前をスタートして、マレー半島の西海岸を北上して、Kuala Kurauの街にフィニッシュする145.3km。山岳ポイントのない平坦基調なコースでした。第1ステージの結果から総合上位陣が30名ほどに絞られ、さらにインドネシアのKFCサイクリングチームがリーダーになったことから、平坦基調のステージの割に荒れる展開が予想されたので、チームは積極的に逃げ集団に選手を乗せていく作戦を取りました。

前半に渡邊翔太郎を含む7人の逃げが決まりましたが、あえなく吸収。その後有力チームが多く乗った18名の逃げに早川朋宏と住吉宏太が乗りました。18名は一気にタイム差を3分ほどに広げ、展開を有利に進めました。この逃げに総合狙いの選手を乗せることのできなかっTeam SapuraとTerrengganuチームがメイン集団の先頭を引きますが、前のグループも人数が多いのでなかなかタイム差が詰まりません。一度2分45秒になったところで逃げ集団がペースを上げると、再び3分に広がり、逃げ切りが濃厚になりました。

先頭は残り20kmを切ったくらいから協調体制が崩れ、アタックが開始されます。早川と住吉も反応しますが、最終的に5名ほどの選手に先行されてしまい、入賞を逃してしまいました。しかしながら山頂フィニッシュの第4ステージを前に、早川は他の有力選手からタイム差を奪ったことから、総合上位がぐっと近づきました。なお愛三の他の選手たちもメイン集団で全員フィニッシュしました。

明日の第3ステージはレースの中間地点くらいに3級山岳が控えるコースで、ここでもまた波乱の展開が予想されます。総合上位の選手をしっかりと見極め、クイーンステージの第4ステージを前に総合優勝に向けて準備を整えるステージにしたいと思います。

Text & Photo : Takumi BEPPU

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