REPORT

10/5 Jelajah Malaysia 2017 第3ステージ レポート

10/5
Stage3
Kuala Kangsar - Kulim
141.5km

ジョラジャマレーシア2017第3ステージはKuala KangsarからKulimまでの141.5km。コースの真ん中あたりに標高568m上る3級と144m上る4級の山岳ポイントがあり、ここが勝負の決め手となりました。

序盤に小森亮平と渡邊翔太郎を含む17名の逃げが決まり、そこにリーダーチームと有力チームの選手が入り、集団はペースが緩みました。しかし愛三の総合のエースの早川朋宏が集団に残っていたのと、早川と同じ秒差の総合上位選手が3名入っていることで、2名が入っていても山岳で決まる総合成績では不安があったため、住吉・黒枝・原田の3名に上り口まで集団を牽引してタイム差を縮めてもらい、そこからは山に強いチームにコントロールしてもらう作戦をとった。3名は快調に飛ばしてタイム差を1分縮めて3級山岳へ。山岳ポイントまでの上りでメイン集団は25名ほどになり、早川はそこで山岳ポイントをクリア。下りで小森と渡邊のいるグループに合流しました。

先頭はリーダーチームの選手が2分前後の差でソロで逃げ続け、後続は追ってはいるが、ペースが上がりきらない。先頭の1名はそのままタイム差を2分21秒まで広げてフィニッシュ。後続はバラバラと2名が抜け出し、集団のスプリントで小森が3番目の通過でステージ6位になりました。早川は同タイムでフィニッシュして、暫定の個人総合9位に上がりました。先頭にいた渡邊は残り5kmのところでメイン集団から遅れてフィニッシュしました。

総合上位陣とそれに続くタイム差の選手、そしてタイプ別に選手を分けた時にどれくらい勝負できるかなど、数々の方法が考えれらるステージになりましたが、結果的に2名が逃げに乗り、後続は上り勝負でメンバーが絞られ、最終的に先頭に3名送り込めてよい展開になりました。

選手も疲労が見えてきていますが、残り2ステージもベストを尽くします。
応援よろしくお願いします。

Text & Photo : Takumi BEPPU

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3級山岳に向けてタイム差を縮めるために集団を牽引する住吉・黒枝・原田

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