REPORT

6/18 Tour of Iran 2014 Stage2 リポート

Tour of Iran 2014
Stage2
Urmia - Jolfa(Aras free zone)
210.3km

ツアーオブイラン2014第2ステージは今大会最長距離の210.3km。50km地点にいきなり標高1841mの1級の山岳を上る。前日のレースで4名が後ろの集団に取り残されてしまったので、スタート前からステージ優勝に向けて集中力が高かった。

スタートするとすぐに15名程の逃げ集団が形成されて、平塚と中根が入る。逃げは順調にタイム差を広げ、3分ほどの差で1級の山岳ポイントに向かう。その1分30秒後ろでは中島が7名と共に集団を抜け出し、前を追う。15名の逃げ集団は山岳ポイントに向かってイラン人選手を中心にアタックを繰り返しながら上っていく。中根と平塚は善戦して一時は先頭の3名に残ることができたが、それも吸収されてさらにカウンターアタック。それには付いてくことができず中根は山岳を8位通過。平塚も少し遅れて山頂を通過する。その後中島が3名で山頂を通過した直後にイラン人選手のみの13名のグループが山頂を通過。西谷、綾部、早川のいるメイン集団はその13名から1分30秒差で山頂を通過した。

先頭集団は下りではあまり飛ばさなかったせいか、中島を含む3名、イラン人選手のグループ、そしてメイングループも下りで前に追いつく。レースは振り出しに戻る。そこからタブリーズの選手を中心にイランチームが集団を淡々とコントロールする。そのまま距離を消化していき、勝負は最後の3級の山岳に。

3級の山岳ではまたもやイラン人選手を中心にアタックが頻発。集団は縦に伸びながら進むが、下りが長いので決定的なアタックにはならない。結局、集団はひとつになり勝負はゴールスプリントに持ち込まれる。愛三工業レーシングチームでトレインを組んでスプリントに挑み、西谷がステージ2位でゴールした。UCIポイントを11ポイント獲得した。若手が多く、しかも半分クライマーのチームでトレインを組んでスプリントにチャレンジできたことがとてもよかった。選手たちにとっても貴重な体験になったと思う。

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