REPORT

6/2 ツール・ド・熊野2012 第2ステージ リポート

Tour de Kumano

Stage2
"Kumano Sangaku Circuit Course"
119.2km(+8.9km Neutral section)

ツールド熊野第2ステージ。今日はチームにとって厳しいレースになりました。

8.9kmの熊野市街を回るニュートラルセクションを経て、熊野の山岳地帯へ。平坦区間でBSアンカーの西薗選手が単独で逃げを見せる。集団はチームNippoがコントロールしてレースが進んでいく。1回目の丸山千枚田では特に大きな動きはない。

そしてステージ最高地点になる札立峠の入り口でチームNippoがペースアップをして集団が一気に伸びる。そこからは大会無線が入らなかったのであまり詳しい状況はわかりませんが、先頭にNippoのバリアーニ選手とアレドンド選手の2名、後続にBSアンカーのルバ選手と清水選手と宇都宮ブリッツェンの増田選手。そしてその後ろに西谷泰治を含む15人ほどのプロトンという状況でした。

最終的にはNippoのバリアーニ選手とアレドンド選手が逃げきり。西谷のいたプロトンは前にいた3名をまでだいぶ迫ることができたが、ほぼ単独で追走に力を使った西谷はゴールで少し遅れて4分39秒差の21位でした。プロトンにはNippo、BSアンカー、宇都宮ブリッツェンの選手が複数いて、さらにその他のチームの選手は単独だったので、協調体制がうまくいかずあと数十秒の差を詰めることができませんでした。そこにあと数名のチームメイトがいたら3位集団に追いついていた可能性があっただけに悔やまれる結果になりました。またチームの登坂力の差を痛感しました。

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4分39秒差の21位でゴールする西谷泰治 Photo:Hideaki TAKAGI

明日のステージはおなじみのくじらの街、太地町のステージ。10kmの周回コースを10周する100kmのレースです。チームとして何も失うことのないところまできているので、明日は一発奮起して全員で団結してステージ優勝を目指します。

応援よろしくお願いします。

Text.Takumi BEPPU

ツールド熊野
第2ステージ 結果
1. Fortunato Baliani (PPO) 3:03:32
2. Julian Arredondo Moreno (PPO) 3:03:32
3. Thomas Lebas (BGT) 3:06:34
...
21. Taiji Nishitani (AIS) 3:08:04
24. Masahiro Shinagawa (AIS) 3:11:53
32. Kazuhiro Mori (AIS) 3:13:39
43. Shimpei Fukuda (AIS) 3:15:40
Start 72/Finish 68

個人総合成績
1. Fortunato Baliani (PPO) 5:41:58
2. Julian Arredondo Moreno +2"
3. Thomas Lebas (BGT) +3'08"
...
21. Taiji Nishitani (AIS) +4'39"
24. Masahiro Shinagawa (AIS) +8'27"
33. Kazuhiro Mori (AIS) +11'02"
35. Shimpei Fukuda (AIS) +12'14"

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