REPORT

6/1 ツール・ド・熊野2012 第1ステージ リポート

Tour de Kumano

Stage1
Akagigawa-seryu Circuit
16.3km*7Laps=114.1km

ツール・ド・熊野第1ステージ。このステージは赤木川沿いにあるコースを往復するコース。コースの両端に上りがある。途中に2回のKing of Mountainと1回のスプリントポイントがあった。

レースがスタートして盛一大を含む5名の逃げが決まるもすぐに吸収。そしてその後に違う5名の逃げが形成され、集団に容認される。先頭の5名はスプリントポイントまで逃げ続け、その中に入っていた総合8位だったGenesysの選手が1位で通過して、3秒のボーナスタイムを獲得して総合暫定リーダーになる。

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積極的に走る盛一大 Photo: Hideaki TAKAGI

しかしその後にチームNippoのコントロールが始まり、ハイペースで集団を牽引する。そしてみるみるタイム差は縮まり、残り3周付近で逃げグループを吸収。そしてその後もNippoが集団をコントロールし続ける。そしてBSアンカーも愛三も最後をスプリントに持ち込みたいために先頭のローテーションに協力して前方の位置を確保する。

そしてゴールスプリントに備えて走っていた矢先、盛の後輪がパンク。ペースがあがっているので素早い車輪交換にもかかわらず戦線を離脱してしまう。そして西谷・品川・福田の3人でゴールスプリントに挑むも位置を上げきれず、西谷が8位、福田が9位、品川が12位でのフィニッシュになった。盛はパンクしたのが3kmよりも遠かったためにそのまま49秒のタイム差がつきました。レースではうまくいくことだけではないので、しっかりと切り替えて明日の山岳ステージに挑みます。

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ゴール後の選手たち Photo: Hideaki TAKAGI

明日は場所を三重県の熊野市に移して、熊野の山岳ステージを走ります。コースは例年と違う2009年の全日本実業団に使われたコースで、札立峠の後にもう1つの厳しい山岳「小森峠」のある119.2kmのコースになっています。

明日のステージも精一杯頑張ります。
応援よろしくお願いします。

Text. Takumi Beppu

ツール・ド・熊野
第1ステージ 結果
1. Maximiliano Richeze (PPO) 2:37:39
2. Mauro Abel Richeze (PPO) 2:37:39
3. Yoshimitsu Tsuji (UKO) 2:37:39
...
8. Taiji Nishitani (AIS) +0
9. Shimpei Fukuda (AIS) +0
12. Masahiro Shinagawa (AIS) +0
62. Kazuhiro Mori (AIS) +49
Start 94/Finish 72

個人総合成績
1. Maximiliano Richeze (PPO) 2:38:22
2. Mauro Abel Richeze (PPO) 2:38:28
3. Yoshimitsu Tsuji (UKO) 2:38:29
...
9. Shimpei Fukuda (AIS) +10
10. Masahiro Shinagawa (AIS) +10
15. Taiji Nishitani (AIS) +11
61. Kazuhiro Mori (AIS) +59

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