REPORT

4/15 ツールドフィリピン2012 第2ステージ リポート

Tour de Filipinas 2012

Stage2
Tuguegarao - Cauayan
103.75km

ツールドフィリピン第2ステージは第1ステージのゴール地点のTuguegaraoから南下して、Cauayanの街にゴールする103km。昨日のステージとは打って変わってのショートステージですが比較的起伏があるコース。

スタートしてアタックが繰り返される中、鈴木 謙一がウズベキスタン・スレンサイクリングチームの選手と1分30秒ほどの差で逃げる。後続の集団はアタックをしては止まりを繰り返し、一時的に差は詰まるものの、吸収するには至らない。

そしてその差が35秒程になったときに後続集団から6名の選手たちが逃げている2名に合流して先頭は8名になる。その中に第1ステージで最後まで残った10名のうちの3名が入る。鈴木は総合成績では一番低いが、最後までタイム差を持って逃げ切れれば総合のジャンプアップが期待できる。

その後一時はリーダージャージを含む6名の追走集団ができたが先頭まで追いつくにはいたらず、逃げていた8名はタイム差を保ったままゴールまでたどり着き、最後はその8名でのゴールスプリントになる。

結果は再び地元フィリピンのQUIRIMT選手。鈴木は8位でゴールした。後続は追走が1分6秒、メイン集団は1分43秒遅れでフィニッシュした。メイン集団ではスプリントが行われ、福田 真平が3番目でゴールしている。

鈴木は暑さの中序盤から逃げて脚を使っていたのでゴールでは力を出しきれず残念な結果だったが、積極的なレースをして自身の個人総合をあげて、さらに得意の山岳ステージでの総合のジャンプアップも期待できる。

今回のレースは各選手がだんだんと勝負する感覚を掴んできているし、暑さにも慣れてくるから、最後まで諦めずに結果を求めていきたい。

明日はCauayanからBayomgbong N.V.までの104kmと、第2ステージと同じくショートステージ。現地の噂によると67km地点のKOMには激坂が登場するらしいので、そこでチームとしてアクションを起こしてみたい。

明日のレースも応援よろしくお願いします。

Text. Takumi Beppu

ツールドフィリピン
第2ステージ 結果
1. Arnel QUIRIMT (G21) 2:33:46
...
8. Kenichi SUZUKI +3s
17. Shimpei FUKUDA +1m43s
37. Nozomu KIMORI s.t.
52. Masakazu ITO s.t.
68. Takeaki AYABE s.t.

個人総合成績
1.Timo SCHOLZ (CCN) 6:18:18
...
15. Kenichi SUZUKI +4:36
32. Shimpei FUKUDA +6:01
40. Masakazu ITO +6:01
65. Nozomu KIMORI +13:21
68. Takeaki AYABE 13:58

Start 75/Finish 73

コメントする