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ツール・ド・シンカラ2010 歴史に、人に、思いに触れてvol.1

現在開催中の「ツール・ド・シンカラ」も残り2ステージとなりました。


今回のレースは、フォトジャーナリスト田中苑子さんの撮影で、チームの雰囲気やレースの状況、そして「アジアツアー」という日本ではまだ馴染みの浅いレースの魅力をお伝えしています。

数々の写真が現地インドネシアから毎晩送られてきます。熱い日差しと汗、苦しむ表情、そして現地の人々の笑顔、走りの最中とは打って変わった選手のリラックスした姿。アジアツアーの鉄則「現地の人になれ」がチームに息づいているのを感じます。


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photo:Sonoko TANAKA


愛三レーシングには「アジア通」で知られるスタッフ渡会菜々さんも帯同しており、日本で情報を受けるだけはわかり得ない「本当のアジアツアーの姿」を伝えてくれます。

今ではアジアツアーの様子が全てとはいかずとも理解できるようにはなってきました。「シャワーが水は当たり前」から始まり、暑さ、文化の違い、お国事情・・・。何でも手に入る日本のレースとは違うアジアのレースならではの環境に最初はとまどいもあったかもしれません。しかし選手たちの表情はむしろ生き生きとしていて、今では逞しい「人間力」の成長を垣間見ることができます。

そして、現地の人々がレースを歓迎し一緒に楽しむ姿はどの国も変わらないということも、沿道に溢れる笑顔から伝わってきます。


~菜々さんのメールから~
photo:Nana WATARAI (Aisan Racing Team)


第2ステージ
コースの沿道はもとより、2Aのフィニッシュ地点Parimanには子供たちも沢山いて、自転車にも選手にもそして「外国人」としての私達に興味津々でした。学校の授業で日本語があるらしく簡単な挨拶をしてくれるのは嬉しいですね。

ここParimanは非常に大きな地震の被害の出た町です。今日は午前午後と2レースありますが、この街でお昼の休憩をとることで地元の方との交流が図れるように考えられていたのですね。
ここでは小学生の男の子がAisanのテントに長い時間興味津々でいました。
「靴はサッカーシューズに似ているけど違うの?自転車はいくらするの?軽いの?重いの?日本の写真が見てみたい。」などなど質問攻めでした。

Maninjauのフィニッシュ地点には、地元の高校生が海外の選手と触れあおうとやってきていました。英語の教育もしっかりしている学校のようで流暢な英語でまず私に話しかけてきました。インドネシア語で返すと彼女たちは大喜び。どこの国でも女子高生は元気ですね。
選手に話がしたいとのことでキャプテンに答えてもらいました。

この街の印象は?自然が豊かでいいですね。など簡単な質問でしたがほのぼの温かい時間でした。彼女たちからは学校のパンフレットももらったのでAisanサコッシュをお返しにあげたらこれまた大喜びでした。


子ども達が超元気!
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恥ずかしそうな表情が可愛いです
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記念撮影のリクエストも多いです
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photo:Nana WATARAI (Aisan Racing Team)


第3ステージ
高校生の皆さんが昨日のお土産にあげたAisanサコッシュをわざわざ持ってきて選手にサインをもらっていました。目を輝かせて選手にサインをもらったり写真を撮ったりの高校生たちは、必ず「今いいですか」と聞いてくれ、最後に日本語で「ありがとう」も忘れません。
彼らにとって遠く日本からやってきた私達との出会いが忘れられないものになったくれたら嬉しいですね。

レースの方は約15km湖沿いの田園風景の中を走り約9kmの登りに入りました。今日も沢山の方が沿道から声援を送ってくれました。特に子供たちの姿が印象的でインドネシアのパワーを感じました。


昨日プレゼントしたサコッシュにサイン
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記念撮影
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沿道にはたくさんの応援の人たちが
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photo:Nana WATARAI (Aisan Racing Team)


Vol.2に続きます。
お楽しみに。

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