REPORT

ツールドランカウイ 監督Report stage7

3月1日から7日まで開催中の「ツール・ド・ランカウイ2010(UCI2.HC)」。
本日が最終日、第7ステージが行なわれました。


長かった一週間のステージレースも今日で終了です。昨日は厳しい山岳ステージでしたが、今日は再び平坦です。念願の初出場「ツール・ド・ランカウイ」第4ステージでチーム一丸となって掴んだステージ優勝。平坦勝負で作戦を組み立て、ゴール前で列車を組み、エース西谷選手を勝たせるべく試行錯誤で攻めた結果でした。
興奮も冷めやらぬまま、レースは翌日からも続いていきます。超山岳を経て最終日、再び優勝を狙うべく挑んだ最終第7ステージです。
2010年シーズン初戦となった「ツール・ド・ランカウイ」。最終日はどんな戦いが待っていたのでしょうか?現地から届いた田中光輝監督のリポートです。(photo: Yufta OMATA)


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3月7日(日) stage7 133.7km (最終ステージ)


~レース前の風景~


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第7ステージ、最終ステージは11時スタートで、今朝はゆっくり準備をすることが出来ました。朝ホテルを9時に出発し36km 離れているスタート地点のKuala Kubu Baru という町へ移動した。ホテルを出る時は曇っていて霧も出ていたが、山を降りるにつれ晴れてきて、スタート地点に着く頃にはいつもの暑さだった。
今日のパレード区間は3.3キロレース距離は133.7キロで、最後はKuala Lumpur 市内のサーキットコースを6周してフィニッシュする。このKuala Lumpur 市内のサーキットコースは、昨年ジャラジャ・マレーシアの第8ステージに使われたコースでもある。


11時にパレードスタートし、パレード3.3キロ走行後0キロ地点で正式スタートが切られた。今日もアタックがかかり5名の選手が10秒ほどメイン集団から抜け出したが吸収された。
60キロを過ぎたところで、6名の選手がメイン集団から抜け出最大1分45秒差を着けた。内訳はJohnnie Walker 選手(Footon-Servetto)、Christoph Sokoll 選手(Vorarlberg-Corratec)、David Pell 選手(Drapac-Porsche)、Mizbani Ghader 選手(Tabriz-Petrochemical)、Daniel Bowman 選手(Kelly-Benefit)、Van Heerden Christoff 選手。


Kuala Lumpur 市内のサーキットコースに入って2周ほど経ったところで6名の選手はメイン集団に吸収され、その後も1名の選手や3名の選手が抜け出すも、メイン集団に吸収。最後は集団でのゴールスプリントに。今日も愛三で列を連なったが、最終ステージを優勝で飾れることが出来なかった。


愛三チーム初のツール・ド・ランカウイ2010が終わりました。今シーズン初レースが2.HC(ハイ・カテゴリー)と大変レベルが高いレースだったにもかかわらず、チームの目標であった「ステージ優勝」が達成出来て、本当に良かったと思います。
ステージ優勝はしましたが総合成績が振るわなかったので、次に出場する際は総合成績も上位に絡めるよう頑張りたいと思います。
皆さん1週間、応援ありがとうございました。


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~ 番外編Photo ~
皆さま応援本当にありがとうございました!Yufta さんによる番外編フォトもどうぞ!
次回は今週末の「ツールド台湾」となります。シーズンはスタートしたばかり、今後も愛三レーシングの走りにご期待下さい!


スタート前 コレなんのポーズ?
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アレですね(笑)
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ゴール後の風景 
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応援団とともに・・・応援ツアーリポートは帰国後お伝えします!
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