REPORT

ツールドランカウイ 監督Report stage2

3月1日から7日まで開催中の「ツール・ド・ランカウイ2010(UCI2.HC)」。
本日第2ステージが行なわれました。現地から届いた田中光輝監督のリポートです。(photo: Yufta OMATA)


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3月2日(火) stage2 182.3km

~レース前の風景~

品川真寛選手
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西谷泰治選手
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綾部勇成選手
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鈴木謙一選手
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盛 一大選手
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別府 匠選手
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選手達
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LASのヘルメット
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田中監督
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レースに必要な情報を書いて自転車に貼っていく
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第2ステージは朝10時にパレードスタート(3.8キロ)した。
0キロ地点を過ぎ正式にスタートが切られるとすぐアタックがかかり、少人数の選手が抜け出すがメイン集団に吸収されるという展開がスタートして50キロすぎまで続いた。


愛三チームとしては、基本的に第1ステージと変わらないスタンス(10人~20人くらいの逃げグループに愛三から西谷を含む3選手以上が入り、その集団で優位に展開しゴールは西谷が獲るパターンと、メイン集団でのゴールスプリントになった場合、愛三アシスト選手で列車を形成して西谷をゴールに導くパターン)の2通りであるが、チームが確実に1つ1つの戦略を遂行していくことが大切であると私は思います。


で、レースの流れの続きです。
50キロを過ぎてから3人の選手がメイン集団から抜け出し最大8分30秒のタイム差を付けた。内訳はDavid Pell 選手(Drapac-Porsche)、Tobias Erler 選手(Tabriz-Petrochemical)、Jay Thomson選手(South-Africa-National)の3選手。メイン集団をコントロールするのは、リーダーチームのTeam-Jayco-Skins。
リーダーチームはコントロールを止めてしまったため、メイン集団はスローペースとなる。
スタートして90キロ過ぎたところでメイン集団で落車があり綾部が巻き込まれた。体に少し傷を負ったが、自転車の変速ブラケットが破損したため代車に乗り換えメイン集団に戻った。
130キロ地点でまたメイン集団で落車があり今度は西谷が巻き込まれた。幸い西谷は怪我は無く、綾部のアシストを受けメイン
集団に戻ることが出来た。


ゴールまで残り40キロ付近で、逃げの3選手とメイン集団までのタイム差は7分、メインのペースが上がりだしたが3選手を吸収することが出来ず、Jay Thomson 選手がステージ優勝し、個人総合はTobias Erler 選手に。
メイン集団でのステージ4位争いのゴールスプリントは、昨日ステージ優勝を挙げたMichael Matthews 選手がトップで通過。西谷はその集団の9番目でゴールし12位でフィニッシュした。


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明日第3ステージも平坦基調のコースレイアウト。明日もステージ優勝を狙って頑張ります。第3ステージは、Pekan からMersing までの145.6キロです。


◆第2ステージの「Nana's Report」もあわせてご覧下さい。レースの裏側を垣間見ることができます。

コメント(2)

先頭(戦闘)列車の雄姿でマレーシアの人たち、アジアの人達にARTのチーム力の素晴らしさをアピールできることを期待します。ガンバレ、ART!!!

かっちょいい!!!ヒゲかっちょいい
そして黒いっ!!!
あと4日。応援してます、みんな頑張って!!!!!

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