REPORT

ツアーオブイーストジャワstage2

8月9日に行なわれた「ツアーオブイーストジャワ(UCI2.2)」
第2ステージのリポートが現地の田中監督から届きました。

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第2ステージ
83名の選手が10時にスタートした。レース前半、スプリントポイント(22キロ地点)を過ぎたところで、匠・西谷を含む10人の選手がメイン集団から抜け出しタイム差を広げる。

1つ目の山岳ポイントに向け上り始めたところで、10人の先頭グループから地元インドネシアの選手が遅れ先頭グループは9人となる。が、西谷も遅れだした。西谷は今大会、決して良い状態では挑めていなかった。

その後も3人の選手が遅れて、先頭は6人となる。メイン集団とのタイム差は2分まで開く。6人の先頭グループは、タブリーズチーム(イラン)から2人でMIZBANI 選手と SOHRABI 選手、アザドユニバーシティチーム(イラン)から1人でZARGARI 選手、ドーハチームから1人でCHTIOUI 選手、愛三チームからは匠で5人。
山岳ポイントまで1キロで、タブリーズMIZBANI 選手がアタック、先頭グループはバラけだしたが下りで追い付き5人の先頭グループに戻る。

2つ目の山岳ポイントに向け上りだしたところで、またMIZBANI 選手がアタックし先頭グループはバラけた。匠は、タブリーズのSOHRABI 選手と前を追う展開になる。
後方からメイン集団から抜け出してきた、タブリーズチームMIZUROV 選手とASKARI 選手が匠とSOHRABI 選手に追い付いてしばらく4人で上ったが、匠とSOHRABI 選手は遅れてしまった。
匠は2つ目の山岳ポイントをSOHRABI 選手と2人で通過し、そのままゴールまでSOHRABI 選手と協力しあって走る。

先頭は、MIZBANI 選手、ZARGARI 選手、CHTIOUI 選手にMIZUROV 選手とASKARI 選手が追い付き5人に。そこからMIZUROV 選手とMIZBANI 選手が抜け出してゴールへ。匠はSOHRABI 選手と2人でゴールし7位でフィニッシュした。

今日のレース、匠は先頭5人に入ることが出来なかったが、残り50キロを後ろのメイン集団に追い付かれることなく走りきり7位でフィニッシュしたことは良かったと思う。今後もアジアツアーでは、イランの選手たちと山岳ステージで戦うことが多いと思うので最終局面まで戦えるよう、飛躍してほしい。

明日の最終ステージは1周5.4キロを18周する81キロのサーキットレース。当初は西谷でステージ優勝を狙っていたが調子も良くないのでチームで今出来るだけのことをして少しでも結果に繋げてゆきたい。

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西谷選手の調子が心配です。選手全員がひとつでも多くの手ごたえを感じてきてくれたらと思います。最終日も応援宜しくお願いします。

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