REPORT

4/17 第56回JBCF西日本ロードクラシック広島大会 Day-2 レポート

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第56回JBCF西日本ロードクラシック広島大会 Day-1
場所:広島県三原市・広島中央森林公園
距離:147.6km(12.3km×12周)
天気:晴れ
出場選手:鈴木譲・渡邊翔太郎・岡本隼・草場啓吾・當原隼人・中川拳・渡邉歩・佐藤健

西日本ロードクラシックDay-2 Pリザルト.pdf

<選手コメント>
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中川 拳
「Day-2は、先週出場したチャレンジサイクルロードレースと昨日のDay-1の反省から、序盤から脚を使いつつもメンバーを見極めて逃げに乗っていく。そして逃げ集団内でうまく立ち回って脚を溜めながら逃げ切ってゴール前スプリントで勝ちに行く。そんな展開を自分の中で思い描きながら臨みました。

少々脚を使いすぎた感はありましたが、各主要チームから1人づつ入った5人の逃げ集団にジョインすることに成功しました。そこからは5人での逃げの旅が始まりました。

逃げ切ってスプリントで勝ちに行くことを念頭に走っていましたが、残り2周の三段坂3段目の中腹でマトリックスの小林選手とキンテロ選手に追い付かれ、あまりの速度差について行くことができませんでした。また追走集団にいた岡本選手のために何もできずにドロップしてしまったことが悔やまれます。

まだまだ逃げの経験が少ないためにうまく立ち回れていないなと感じる場面が多々あったので、今後は今日の経験を踏まえてさらにブラッシュアップしていき、自分も逃げ巧者な選手を目指したいです。

マトリックスの強大な戦力に蹂躙されてしまった2日間でしたが、自分としては今後更にコンディションを上げて、身体を絞り、逃げの見極めや脚の溜め方、駆け引きや展開の読みといった経験値を上げていくことで自分の手で勝利を手繰り寄せられるように、そしてチームメイトを勝利に導けるようになっていこうと思いました。」

<監督コメント>
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「今回の西日本ロードクラシック広島大会は、より活発なレースをすることとチーム全体のレベルアップを狙い、チームとして課題を持って臨みました。

Day-1は序盤のマトリックスパワータグの有力選手たちのアタックに対して、渡邊翔太郎と岡本隼が14名の先頭集団に入りました。ランキング上位の渡邊と岡本が入ったことでそこで勝負することを決めました。さらにマトリックスは積極的に攻撃を仕掛け、2名が抜け出しワンツーフィニッシュ。後続では追走グループでのスプリントになり、岡本4位、渡邊7位でのフィニッシュになりました。目標としていた課題とは異なる展開になりましたが、チームの主力が先頭に入り責務を果たしました。

Day-2は序盤にできた5名の逃げグループに中川拳が入りました。後続は有力チームが入ったことで一時ペースダウンをしましたが、勝利に貪欲なマトリックスチームの牽引が始まり、集団は一気に小さくなり、最後は14名のグループになりました。そこに愛三からは岡本のみになってしまいました。そこからさらにマトリックスの攻撃は続き逃げの5名を吸収。そこから1名が単独、追走3名もマトリックスになり、マトリックスが1-4位を独占しました。逃げていた中川は岡本と合流するも余力がなく遅れてしまいました。しかしながら気持ちのこもったその走りは、チームにも本人にもよい影響を与えたと思います。最後は岡本が単独でうまく立ち回り、追走グループの先頭の5位でフィニッシュしました。

両日ともマトリックスの力に翻弄される結果になりましたが、選手たちはベストを尽くし、自分たちの位置での高順位を目指し、それを達成しました。しかしチームとして課題としていたことは達成できなかったので、今後のレースで調整して次の課題をクリアしていきたいと思います。

ご声援ありがとうございました。」

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