REPORT

2/8 Petronas Le Tour de Langkawi 2020 Stage2 レポート

Le Tour de Langkawi 2020 Stage 2
2020年2月8日(土) Kuala Terengganu - Kerteh

本日はLe Tour de Langkawi 2020 第2ステージがTerengganu - Kerteh間を南下する175.5kmで行われた。

コースは後半に多少の起伏を含むものの、全体的に平坦基調のレイアウト。イージーなコース設定とは裏腹に海岸線からの横風次第では過酷な展開も予想される油断できないステージであった。

チームとしては本日も集団ゴールでのスプリント勝負を想定し、まずは一桁順位を獲得を目指した。スプリントのエースはここまで調子を上げてきている草場をエースとし、住吉、大前、岡本でスプリントのアシスト。伊藤は総合争いを控えているため集団内でのゴール、貝原は全体のサポートに徹することとした。

レースは早々に5名の先行グループが形成され、リーダーチームのヴィノ・アスタナが集団コントロールを担う展開となる。最大5分ほどのタイム差をキープしたまま前半の平坦区間を終え、安定した集団コントロールで後半区間にさしかかると、追走のペースを1段上げ、であっという間に先頭5名との差を一気に詰め始める。

残り30kmを切り、先頭5名とのタイム差は2分を切る。先頭では1名の選手がさらなる攻撃を仕掛ける動きがあったものの残り5km地点で全ての選手を吸収し、集団ゴールスプリントの位置どりが始まる。

このシビアな動きによって住吉が他選手と接触し機材トラブルに見舞われたものの、そのまま草場の牽引に加わり、良いポジションをキープした状態で残り1kmで大前にスイッチする。ここから大前は先頭でリードアウトの役目を全うし、草場に全てを託す。草場は若干早めの仕掛けでスプリントを開始ししたが、他選手の追撃が上回り10位でのフィニッシュとなった。

本日も多少のトラブルに見舞われたが、各選手の臨機応変な対応で目標の一桁順位を獲得できる位置までこれたことは想定以上の良い出来であったと思う。チーム全体としての動きも良いため、今後の各ステージにおいても必ずチャンスを生かせると信じ、残されたステージもひたむきにチャレンジを続けたい。

Text : Taiji NISHITANI

ltdl2020 Stage2 Result.pdf

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