REPORT

11/20 ツアー・オブ・福州2019 第4ステージ レポート

11月20日
Stage4
Lian Jiang Circuit Race
106.8km (41km*2+25.4km)

ツアー・オブ・福州2019第4ステージは41kmで終盤に2kmの丘のある大周回と、昨年の第3ステージの終盤のレイアウトを使用した25.4kmの小周回を回るステージでした。昨年の第3ステージでは岡本隼がステージ5位に入っており、今年も最後の丘を前で越えれば可能性があるため、最後のスプリントに備えるステージになりました。

スタートして8名や9名の逃げが決まり、住吉宏太や渡邊翔太郎が乗りますが、前日に逃げ切りを許しているため、メイン集団もナーバスになっていて全て吸収されました。

逃げが決まったのは1回目のスプリントポイントの後で、9名の逃げが決まりました。逃げの9名は良いメンバーだったので、45秒からなかなか詰まらず、そのまま大周回の2回目のKOMに向かいました。2回目のKOMは速いスピードで越えたので、ポイント賞ジャージなど多くの選手がドロップ。住吉・渡邊・岡本は先頭グループで越えて最後の丘に向かいました。

最後の丘では総合上位系が動き、ハイスピードで進んだため、先頭グループも人数が絞られました。愛三で先頭に残ったのは渡邊のみで、渡邊はそのグループのスプリントフィニッシュでステージ15位に入りました。住吉・岡本は37秒差の第2グループでのフィニッシュになりました。この結果で渡邊は個人総合をUCIポイント獲得圏内の総合23位に上りました。

今年のステージは明日も平坦ステージが控えているため、上りで総合系が動いたことで、ハイスピードの展開になりました。そんな中で渡邊が先頭グループに残り個人総合順位を上げることができたのはよかったです。また、岡本も復調してきていて、明日の第5ステージも期待できます。明日の貪欲に上位を目指します。

Text : Takumi Beppu
Photo : AISAN RACING TEAM

Tour of Fuzhou Stage4 Result.pdf

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