REPORT

7/2 第51回JBCF西日本ロードクラシック広島大会 Day-2 レポート

7月2日(日)
JBCF 西日本ロードクラシックDAY-2

本日はJプロツアー第8戦となる西日本ロードクラシックDAY-2が昨日と同コースを12周回する147.6kmで争われた。

梅雨とは思えないほど天候に恵まれた2日目は気温も高く消耗戦になることが予想されたため、チームとしては後手を踏むことのないよう立ち回り、メイン集団にできるだけ多くの選手を残すことで後半の打ち合いに対応できるように展開することを目指した。

レースは早々に早川を含む12名の先行グループが形成され、メイン集団がこれを容認する形で進行する。先行12名はメイン集団に対し最大3分強のタイム差を稼ぎ出すが、ちょうどレース中盤に差しかかる6周回を越えたところでメイン集団が追撃の動きを見せ始める。この動きによってメイン集団は人数を減らしながら2分程度まで先行グループとの差を詰めるものの追撃の手はここまでにとどまる。

逃げ切りが濃厚となった先行12名は逃げ切りのために脚を使い切った選手が徐々に脱落し始め、最終周には先頭8名にまで絞り込まれた。先頭で孤軍奮闘していた早川も暑さで体力を奪われていたが、最後の登坂区間で攻撃を仕掛ける。しかし、この動きでの決着とはいかず、勝負は8名でのゴールスプリントに持ち込まれた。スプリントは残り500mからのロングスパート勝負となり、早川は出遅れながらも最後の力を振り絞り4位に食い込んだ。

序盤からの攻撃に積極的な対応をし、不利な状況下でも上位でのゴールを果たした早川は、今年のレース経験からここ一番での力強さが身についてきたように感じる。

今シーズンのレースはこれで一旦区切りとなるが、後半戦はチーム力を発揮したレースができるようにしっかりと立て直していきたい。

Text : Taiji NISHITANI
Photo : AISAN Racing Team

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西谷コーチと小森亮平は広島出身。

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17 JBCF西日本ロードクラシック広島大会Day2 Results.pdf

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