REPORT

4/2 The Princess Maha Chakri Sirindhorn Cup Tour of Thailand 第2ステージ レポート

4/1(Sat)
Tour of Thailand Stage 2
Mukdahan - Sakon Nakhon / Distance : 132km

本日はツアーオブタイランド第2ステージが行われた。昨日の結果から、中島がポイント賞ランキングで1位となり、ポイントリーダージャージを着用してスタートラインに立つことになった。

総合成績では中島が2位と好位置につけているが、各チーム逆転をかけた動きがステージ後半にかけて激しくなることを想定し、この第2ステージはできるだけ温存してメンバーの消耗を避ける事にした。

レースは132kmと比較的短めのステージということもあって、スタートから各チーム積極的にアタックを仕掛け始める。愛三工業レーシングチームは総合上位選手を多く抱えるKSPOを中心とした5チームの後手をとらないよう伊藤、早川、黒枝、原田が中島の消耗を抑えるべく積極的に動く。

何度か大きなエスケープグループが形成されかけ昨日のような展開になるかとおもわれたが、60km地点を過ぎたあたりで1名の飛び出しを集団が容認。その後もう1名の選手が先頭1名に合流し、2名のエスケープグループが形成される。集団はリーダーチームのKSPOがコントロールを始めレースは一旦落ち着きをみせた。

このままゴールまで行くかに見えたが、後半に設定された2kmほどの山岳ポイントで集団は再度活性化する。先頭の2名はあっという間に吸収され、ここからさらに別の2名の選手がカウンターで飛び出して行くが、KSPOのコントロールは崩れることがなく、この2名のエスケープは30秒程度の差をキープされるにとどまった。

メイン集団は順調に距離を詰め、残り10km地点でこの2名を吸収した。愛三工業レーシングチームは集団スプリントを黒枝に託し全員でスプリントの牽引を行ったが、周囲の黒枝へのマークが厳しくうまく連携がとれない。ゴール前では進路を塞がれてしまうシーンがありながらも再度踏み直した黒枝はステージ2位に食い込んだ。

今日も全員が機能し、総合を守り、ステージも良い成績を残せたことで
チームの士気が高まっているように思う。

明日も192kmと長いレースだが、1日を大事に戦っていきたい。

Text : Taiji NISHITANI

TOTm2016 Results Stage 2.pdf

大会特設ページ→ Tour of Thailand 2016|ツアー・オブ・タイランド

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