REPORT

2/29 Le Tour de Langkawi 2016 Stage6 レポート

2016/2/29
Stage6
Putrajaya - Rembau
147.6km

ツールドランカウイ第6ステージは、以前西谷泰治TDがアジア選手権3位に入賞したマレーシアの官庁街Putrajayaをスタートして数々のアップダウンを越えてRembauの街にフィニッシュする147.6km。アップダウンが多く厳しいコース設定のため、個人総合争いの動きがあることが予測されました。

スタートして序盤にワールドツアーとプロコンチネンタルの選手を多く含む8名の逃げ集団が形成されました。アスタナがコントロールするメイン集団は2分前後の差で追走。途中2つ目のスプリントポイントを越えたところで、総合が一番良かったOne Pro CyclingのOram選手が先頭からメイン集団に戻り、7名になった先頭集団は一時メイン集団に4分近い差をつけました。しかし United Healthcareが3つ目の3級山岳を前に追走を開始。麓でほとんどの選手を捉えましたが、そこからBardianiとKSPOの2名がさらにアタック。2名は3級の山岳を逃げ続けました。その後メイン集団から数人が抜け出し、先頭は再び6名に。6名はしばらく協調して走っていましたが、そこからUnited healthcareのPutt選手がアタック。Putt選手、BardianiとKSPO、SoutheastとTinkoffとDimension Dataの3名という構図で進みました。そして最後の3級山岳手前で全ての逃げが吸収。Dimension Dataがコントロールする集団は他のアタックを許さずに3級山岳を越えました。そこではグアルディーニ選手を含む数人のスプリンターが遅れました。

最後はハイスピードの下りを抜けてゴールスプリントになり、SoutheastのMareczko選手が優勝。福田真平が13位でフィニッシュしました。個人総合でリーダーのアスタナのLopez Moreno選手がホイールのトラブルで遅れてしまい、リーダーは11秒差でDimension DataのJV Rensburg選手に変わりました。

明日の第7ステージは今大会の最長の202kmのステージになります。総合逆転では最後のチャンスになる可能性が高いので、各チーム再び攻めのレースをしてくることが予想されます。愛三工業レーシングチームも逆転の可能性がある限り攻める走りを目指します。

Text : Takumi BEPPU

Stage_6_Results.pdf

大会特設ページ→ Tour de Langkawi 2016|ツール・ド・ランカウイ

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