REPORT

3/12 ツール・ド・ランカウイ2015 第5ステージ レポート

Le Tour de Langkawi 2015
Stage5
Kuala Terengganu - Kuantan
200km

ツールドランカウイ2015第5ステージは今大会最長距離の200km。クアラトレンガヌからクアンタンまでマレー半島の東側の海岸線を南下していくレースでした。第4ステージと同様北からの追い風で速いレースになることが予想されました。

第2ステージから150kmオーバーのレースが続いていて、連日先頭をコントロールしているオリカ・グリーンエッジとアスタナの2チームは日に日に疲労の色が見えてきていたので、逃げが決まる可能性が高くなっていたので、中島康晴と中根英登にはより逃げのチェックをするように指示をした。

スタートから昨日同様アタックが数多くあり、中島康晴が8名の先頭グループに入ることができた。非常に速い展開で、最初の1時間の平均速度は50km/hを越えた。逃げた選手がすべて24分以上遅れていたので、オリカ・グリーンエッジもアスタナも先頭を引くことを拒否して集団はスピードダウン。差は最大で18分まで広がった。

後半になって逃げ切りが確定した残り25kmで韓国のKSPOのSeo Joon Yong選手がアタック。そのあとの逃げ集団では中島が他の選手に執拗にマークされて、うまく追走ができない。そのままSeo選手は単独でフィニッシュ。中島は後続のスプリントで3番目にフィニッシュし、ステージ4位でレースを終えた。後続集団はMTNケベカが集団を引い始め、最終的には13分38秒差でのフィニッシュ。ステージ平均速度は46.3kmとハイスピードなステージだった。

中島は逃げグループの中では優勝できる力はあったが、Seo選手のアタックによって周りの選手に頼られてしまい、先行を許してしまう展開になってしまった。しかしながら中島の活躍により、UCIポイントを7ポイント獲得することができた。

ツールドランカウイも残り3ステージ。平坦のショートステージとフレイザーズヒルに上るステージで、持てる力を存分に発揮して、悔いの残らないレースをしたいと思います。

最後まで応援よろしくお願いします!

Text : Takumi BEPPU
Photo : Peloton Images Asia

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