REPORT

3/10 ツール・ド・ランカウイ2015 第3ステージ レポート

Le Tour de Langkawi 2015
Stage3
Sungai Petani - Tenah Merah
175km

ツールドランカウイ2015第3ステージは、途中に2級と3級の山岳ポイントのある山を越えるタフなステージでした。第7ステージからゲンティンハイランドがなくなったことから、スプリンターのいないチームが攻撃をしてくることが予測されました。チームの作戦は登れる早川朋宏と中根英登が山で前に入ることと、スプリンターチームが後半の平坦で追いつくことに備えて福田真平を守って走るということを目指しました。

序盤からスカイダイブ・ドバイチームのフランチェスコ・マンセボ選手を含む6人に逃げが決まり、タイム差がみるみる開いていく。リーダーチームのアスタナはリーダージャージを着るアンドレア・グアルディーニ選手を守る走り。しかしながら1級山岳でプルツアーチームを中心に攻撃が始まり、集団がバラバラになる。愛三工業から先頭に残れたのは早川朋宏で、40人くらいの先頭集団途中1名が遅れて5人になった先頭を追う。

3分差がなかなか詰まらなかったが、総合2位のカレブ・イワン選手を含むオリカ・グリーンエッジを中心に残り20kmから猛チャージをかけ、残り10kmくらいで逃げグループを吸収。最後はゴールスプリントになり、オリカ・グリーンエッジのイワン選手が優勝。早川はラウト2kmで先頭から5番手につけていたが、最後は24位でフィニッシュとなった。早川が山岳で力を見せ、第7ステージでの総合争いにも加わることができそうだ。中根は今日は調子が悪かったが、フレーザーヒルは頂上ゴールなので、そこでの爆発を期待した。

第4ステージは165kmのアップダウンのステージ。マレーシア人スプリンターのアヌアル・マナン選手の故郷だけに、新たなスプリンターたちの勝負が見れそうだ。愛三は再び福田真平で勝負します。

応援よろしくお願いします!

text : Takumi BEPPU
Photo : Peloton Image Asia

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