REPORT

7/24 Ninove (Kermesse Course) リポート

7月24日は昨年も出場したNinoveで行われたプロケルメスに出場しました。Ninoveもプロツアー、プロコンチネンタルの選手の出場が多く、レベルの高いレースになることが予想されました。主なチームとしてはFDJ、ガーミン・シャープ、オメガファーマ・クイックステップ、トレックファクトリー、トップスポーツ・フランデーレン、コフィディス、ワンティなどが出場していました。愛三工業レーシングチームのメンバーは体調不良の小森、早川を除く、中島康晴、福田真平、平塚吉光、中根英登の3名での出場になりました。

このレースのコースは平坦基調でコーナーが少ないため、ハイスピードなレース展開になります。スタート直後にアタックした2名の選手に中根英登が反応。しばらく3名で先行するも、後続に吸収される。最初の1時間のスピードは平均時速48kmでした。スピードが速く、さらに市街地に入る前の位置取り争いで、集団内での動きは激しさを増していきました。

7名の逃げが決まりタイム差が3分程まで開いたところで、メイン集団がペースアップ。集団はずっと1列で走る。そんな中、中島康晴が市街地でパンク。しばらく待つも道が狭いのでチームカーが上がれず、さらに交換に時間がかかってしまったせいか復帰して走るも交通規制が解除されており、信号で待たなければいけず、復帰することができなかった。その間も集団はハイペースで進み、多くの選手が脱落して行く。

しかし今日は福田真平が集団内でうまく立ち回り、ハイペースの中前方に位置を取り続ける。かなりいいところまで行ったが、ラスト3周の途中で福田の周りの選手がメイン集団から離れてしまい、しばらくその離れたメンバーで走っていたが、残り1周に入るところでレースから降ろされました。今回は誰も完走することができませんでしたが、悪くないレースができたと思います。

次回は今年のヨーロッパ遠征の最終戦、フランスで行われるGrand Prix de la Ville de Perenchie (UCI1.2)に出場します。まずは小周回を6周し、その後に1.2kmの石畳区間を含む大周回を6周するレースです。最後まで悔いの残らない走りで、ヨーロッパ遠征で愛三の力をアピールできたらと思います。

Text : Takumi BEPPU
Photo : Ken HASHIKAWA @ Team Eurasia

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