REPORT

6/21 Tour of Iran 2014 Stage5 リポート

Tour of Iran 2014
Stage5
Sareyn - Sahand (Mountain Finish)
185.7km

ツアーオブイラン2014第5ステージはSareynからSahandまでの185.7kmまで走る、実質ロードレース最終ステージ。この日はスタートから風が非常に強く、さらに激しいアップダウンの連続で、大きな動きもなくリーダーチームのタブリーズペトロケミカルチームが淡々とコントロールをしてレースは進む。

途中路面の段差でタイヤを取られてた選手が落車。それに平塚吉光が巻き込まれる。ケガはそこまでひどくなかったが、自転車が壊れてしまい、代車に乗って走り始める。しかしそれまでに遅れていた選手が多かったので、最終的にメイン集団まで戻ることができなかった。

先頭は残り33kmから始まる2級の山岳賞で動きがあり、5人程集団を抜け出すが、その後の25km続く超級山岳の入り口でリーダーのタブリーズペトロケミカルのミズバニ選手の自らの動きで45秒をすぐに詰めて吸収。そこからペースが上がり続け、集団の人数が絞られる。20人くらいになった先頭集団には愛三工業レーシングチームから早川朋宏が残った。徐々に人数を減らすグループだったが早川はそのグループで淡々と上りをこなしていった。ラスト5kmくらいから再びアタックがかかり、早川はそこから少し遅れだす。最後は絞られた3名の中からタブリーズペトロケミカルのミズバニ選手が優勝。早川は3分40秒差の15位と入賞こそ逃したものの、抜群ヒルクライム能力を発揮した。またチームは全員完走をして、全員で最終ステージを迎えることができた。

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最後の山岳は直線的でずっと前が見ていた。さらに激しい風が選手たちの体力を奪い取っていた。

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