REPORT

5/21 ツアー・オブ・ジャパン 2014 Stage3 リポート

Tour of Japan 2014
Stage3
Minami-Shinshu
148km

ツアーオブジャパン2014第3ステージは前半の難所、南信州ステージ。毎年このステージで個人総合の有力選手が絞られる。今年はさらに雨という天候も加わりレースは熾烈を極めた。

愛三工業レーシングチームの作戦は平塚吉光、早川朋宏、中根英登の若手クライマーを軸にレースを組み立てていくこと。この厳しい飯田のコースで先頭に残ることが第一目標。そしてそこから勝負をすることが今日の最後の目標でした。

レースはスタートして6名程の逃げが形成されて、集団はリーダーチームのドラパックとランプレがコントロールする展開。例年同じような展開で最後のペースアップで勝負になることが多かったが、今年はそうはいかなかった。残り6周の上りでラファが全員でアタック。集団はかなりの揺さぶりを受ける。このペースアップでコントロールしていたドラパックとランプレは多くのアシストを失った。愛三工業レーシングチームは思惑通り平塚、早川、中根が残ったが、その後平塚、そして中根が遅れてしまう。

30人程の先頭集団に一人残った早川は最後まで粘り、20名程のメイン集団でフィニッシュした。終わってみると先頭には日本人は5名しか残っていなかった。早川はその一人として強さを見せた。今後の富士山、修善寺でも期待ができる。また他の愛三の選手も全員完走して、次のステージへ駒を進めることができた。

明日の富士までの移動日を経て、富士山・修善寺・東京とステージが続きます。早川の個人総合成績、そしてチームからステージ優勝を獲れるように、チーム一丸となって頑張ります。

引き続き応援よろしくお願いします!

Text : Takumi BEPPU
Photo : Sonoko TANAKA

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