REPORT

3/2 ツール・ド・ランカウイ2013 第10ステージ レポート

Tour de Langkawi 2013
Stage10
Tasik Kenyir - Kuala Terengganu
114.8km

ツールドランカウイ最終10ステージは昨年と同じくTasik KenyirからKuala Terengganuまで走り、Kuala Terengganuの街の周回を6周走る114.8kmのコース。

今日は昨日の落車の影響で身体を痛めた西谷 泰治が今後のスケジュールのことも考えて未出走でした。愛三工業レーシングチームは4名での出走になりました。

スタートから6名の逃げが決まり中島 康晴が逃げに乗るが、連日の疲労からつ1つ目のスプリントポイントでアタックがかかった時点で遅れてしまう。そこからAndroni GioccatoliのDiego Rosa選手単独で逃げる。集団は2連勝中のEuropecarとVini Fantini、Team Nippoが協力をして2分差でコントロールする。その後集団スプリントに持ち込みたい各チームが追走を開始。周回残り3周の時点で先頭を吸収。最後は集団でのゴールスプリントに。

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逃げに乗った中島 康晴

優勝はVini FantiniのFrancesco Chicchi選手。今大会2勝目で、最終日で個人総合ポイント賞をAstana Pro TeamのAndrea Guardiniから逆転しました。愛三工業レーシングチームは盛 一大が区間9位、福田が区間11位になりましたが、UCIポイントの獲得をすることができませんでした。しかしながらチームステージ2位になり、スプリントでの安定感をアピールしました。

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綾部、西谷に変わりチームをまとめた盛 一大

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盛、福田がゴールスプリントに挑む

これでツールドランカウイ2013の全日程が終了しました。残念ながら表彰台、UCIポイントの獲得は達成できませんでしたが、今回は若手選手の躍進が目立ちました。福田のスプリント、伊藤の総合力の安定はチームとって作戦の幅の広がりをもたらします。今後もレースは続くので、その力を存分に発揮してもらいたいと思います。

10日間の間、暖かい声援ありがとうございました。次のレースは3月18日から24日までのツール・ド・台湾(UCI AsiaTour 2.1)に出場します。2010年以来の出場になります。

今後とも応援よろしくお願いします。

Text. Takumi BEPPU
Special Thanks Photo by Sonoko Tanaka

→ツールドランカウイ2013 第10ステージ リザルト

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