REPORT

ツールドランカウイ2012 第3ステージ 監督リポート

Tour de Langkawi

Stage3
Melaka - Parit Sulong
187.6km

ツールドランカウイ第3ステージは第2ステージのゴール地点、マラッカから南西に進んだパリ・スロンへ向かう、途中に3つのスプリントポイントと4級の山岳ポイントが設定されている 187.6kmのステージでした。

このステージでは序盤から西谷 泰治が4人の逃げに乗り、メイン集団に4分強の差をつけて逃げ続けました。一時はヴァーチャルリーダーになった西谷は途中のスプリントポイントも1位で通過し、快調に逃げ続けましたが、レース終盤の残り10kmの山岳ポイントの手前でのコルナゴCSFのペースアップがきっかけで集団に吸収され、今日もメイン集団のゴールスプリントになりました。残り3kmから落車が連続で発生しましたが、愛三選手は巻き込まれることはありませんでした。しかし残り2kmで中島 康晴がパンクで遅れてしまい、最後は品川 真寛と盛 一大がスプリントに参加しました。残り200mまで3番手にいた品川は、後続の選手に追突され落車してしまいました。品川はその後に無事に完走し、明日も問題なく出走できます。一方盛は19位でフィニッシュしています。

Langkawi2012_38380ボトルを運ぶ鈴木 謙一

Langkawi2012_38514前半から逃げ続けた西谷 泰治

第3ステージも優勝はファルネーゼ・ヴィーニのアンドレア・グアルディーニ。今大会すでに2勝目を飾りました。やはりスプリントでは抜きにでているようです。しかしながら参加している選手たちは例外なく暑さにやられているようで、今日のゴール前の連続落車は少なからず暑さが影響しているようです。愛三の選手たちも暑さで苦しんではいますが夕食の会場で笑顔がでるなど雰囲気はよいので、これからの活躍が期待できます。

明日の第4ステージはバトゥ・パハットからムアールまで3つのスプリントポイントのある169.8km比較的アップダウンは激しくないステージで、この後の第5、第6、第7ステージのコースレイアウトがが厳しいので、前半戦最後の集団ゴールスプリントになると予想しています。愛三レーシングもしっかりとゴールを狙って走ります。

明日も応援よろしくお願いします。 

Text.Takumi BEPPU

ツールドランカウイ 第3ステージ 結果

1.Andrea Guardini (FAR) 4h30'11"
...
19. Kazuhiro Mori s.t.
58. Masakazu Ito s.t.
83. Kenichi Suzuki s.t.
94. Taiji Nishitani s.t.
117. Yasuharu Nakajima s.t.(残り3km以内のパンクのため同タイム)

総合成績
1. David Zabriskie (GRM) 8h30'04"
...
55. Masakazu Ito +03'21"
61. Taiji Nishitani +03'30"
65. Kazuhiro Mori +03'51"
68. Yasuharu Nakajima +03'51"
72. Kenichi Suzuki +03'55"
80. Masahiro Shinagawa +04'01"

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