REPORT

ツールドランカウイ2012 第1ステージ 監督リポート

Tour de Langkawi 2012

Stage 1
Putrajaya (Individuel Time Trial)
20.8km

ツールドランカウイ第1ステージは2012年のアジア選手権と同じプトラジャヤで行われました。優勝は今回参加している2つのUCIプロツアーチームのうちのひとつ、ガーミンーバラクーダのデイビッド ザブリスキー。過去にグランツールでも優勝経験のあるザブリスキーはプトラジャヤの起伏にとんだ20.8kmのコースを24分34秒18、平均時速で49.57km/hで走り抜き、2位の選手に1分の大差を付けてUCIプロツアーの力を見せつけました。

愛三工業レーシングの最上位は西谷泰治。27分41秒53と1位と3分7秒35差の58位。トラックワールドカップ、アジア選手権と連戦の疲労からパフォーマンスを十分に発揮できませんでしたが、これまでの状況を考えるとまずまずの結果でしょう。また今回初出場でチーム最年少の伊藤雅和がチーム2番目のタイムでタイムトライアルを終えました。タイムはトップと3分20秒差の27分55秒05で67位に入りました。チームの沖縄合宿で調子を上げて、しっかりと乗り込んできた伊藤は初めてのツールドランカウイでも物怖じすることなく上位を目指しています。

Langkawi2012_10932S-Works SL4を駆る伊藤選手のスタート

Langkawi2012_16610_2S-Works Vengeで力走する西谷選手

明日は再びプトラジャヤからマラッカまでの151.0km。マレー半島を南下するコースで、途中に2つの山岳賞と3つのスプリントポイントがあります。愛三工業レーシングは逃げでもスプリントでも狙えって行けるので、各チームの思惑を読み取り、有利にレースを進めたいです。

明日も応援よろしくお願いします。

ツールドランカウイ 第1ステージ 結果
1. David Zabriskie (GRM) 24'34.18"
...
58. Taiji Nishitani 27'41.53"
67. Masakazu Ito 27'55.05"
79. Kazuhiro Mori 28'17.09"
82. Yasuharu Nakajima 28'25.81"
87. Kenichi Suzuki 28'29.03"
96. Masahiro Shinagawa 28'35.45"

ツールドランカウイ第1ステージリザルト

 

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