REPORT

Jプロツアー第2戦白浜クリテリウム リポート

4月24日(日)に和歌山県旧南紀白浜空港跡地特設コースにて「第5回JBCF白浜エアポートクリテリウム(Jプロツアー第2戦)」が開催された。愛三工業レーシングチームからは伊藤雅和と木守望の2名が参加した。


11時10分からJプロツアー予選1組がスタート。予選は1.5kmを10周回する15kmで行われた。予選1組には伊藤が出場し無難に予選を通過した。続いて予選2組には木守が出場。最終周回の最終コーナーで前輪がパンクしたもののそのままゴールし何とか予選を通過した。

決勝は15時20分から始まり予選を勝ち抜いた50名がスタートした。決勝は3kmを15周回する45kmで行われた。
前半は数名がメイン集団から抜け出すが集団に吸収される展開で中盤から8名の選手が抜け出す。愛三はこの8名に入れなかったが、伊藤がメイン集団から抜け出した5名とともに先頭を追いこのうち4名が合流し先頭の逃げ集団は12名となる。内訳はブリッツェン4名、ベルマーレ3名、愛三1名(伊藤)、なるしまフレンド1名、エルドラード1名、フジ・サイクリングタイム1名、シエルボ奈良1名。

この12名とメイン集団とのタイム差は最大で約30秒開いた。メイン集団に残された木守望は抜け出そうとしたが叶わなかった。
先頭の12名はそのまま最終周回に突入し、最後のゴールスプリントを制したのは宇都宮ブリッツェンの辻選手だった。12名に入っていた伊藤は人数の多いブリッツェンとベルマーレの攻撃に1人で対応し孤軍奮闘したが9位という結果でした。木守は29位でフィニッシュしています。


伊藤雅和は今回9位という結果でしたが、ブリッツェンとベルマーレが半数以上を占める逃げの8名に後追いで追いついたことは評価でき今後の走りにも期待したい。木守望は今日のレースの敗因を受け止め次のレースに活かして欲しい。
(text,チーム総監督 田中光輝)

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