本日27日(木)は、ツール・ド・ランカウイ2011(UCI2.HC)第5ステージが行なわれました。
昨日のキャメロンハイランドでのステージ優勝。その興奮から一夜明けた今日、愛三レーシングは第2の厳しい山岳ステージにリーダーチームとして挑みました。昨日のキャメロンハイランドがスピード系クライマーに有利なコースなら、今日のゲンティンハイランドはまさに、クライマー中のクライマーが勝負をかけるコース。1679mの超級山岳「ゲンティンハイランド」。愛三は黄色いリーダージャージを守るべく挑みました。現地の別府監督から届いたレースリポートをお伝えします。
明日のスタート時刻は、イスラムのお祈りのある金曜日なのでいつもより早い現地時間9時(日本時間10時)です。よろしくお願いします。
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ツールドランカウイ2011 Race Report (stage5)
text.Takumi BEPPU (Team Manager)
photo.Yuko.SATO http://www.cyclowired.jp
選手・スタッフが揃い一枚！
別府監督がチームカーに1番ステッカーを貼り付けます
レース前の雰囲気
メディアのインタビューに答える総合リーダー綾部勇成選手
現全日本チャンピオン宮澤選手やギャラリーと一緒に
5人でリーダーを守ります
西谷選手・土井選手(SKS)・盛選手
鈴木選手
福田選手
出走前のレースリーダープレゼンテーション
今日はTapahからツールドランカウイ恒例のゲンティンハイランドの頂上ゴールの124.3km。綾部選手がリーダージャージで出走しました。
早朝のキャメロンハイランドからの下山移動が選手に影響を与えるかと思いましたがあまり影響はなく、むしろリーダーチームとしての誇りとともに元気にスタートしていきました。
レースは序盤から愛三とコルナゴCSFがコントロール。途中6人の逃げが決まりそのグループを2分半前後で追走する。そしてゲンティンハイランドに入ってからはコルナゴCSFがペースアップ。平坦でしっかり仕事をこなした西谷、盛、福田選手は後退、鈴木選手も集団で上っていたが後輪がスローパンク。その後集団から離れてしまう。
リーダーチームとしてレースをコントロールする愛三レーシング
リーダーの綾部選手は孤軍奮闘するも残り15kmで遅れてしまう。霧が立ちこめて視界が悪い中執念の走りでゴールしました。6分19秒遅れの38位、総合32位とリーダージャージを手放す結果となりました。リーダーのプレッシャーは相当なものだったと思います。その中での堂々とした走りは、これからの綾部選手のキャリアの中で大きな経験になったと思います。まだまだレースは続きますがこの後のステージでもしっかり力をアピールできると期待しています。明日のステージからもみんなで力を合わせて再びステージ優勝をすることを目標に頑張ります。応援よろしくお願いします。
綾部選手がゴール 総合は後退したが堂々とした走りを見せた
鈴木選手がゴール
ゴールする西谷選手、盛選手、福田選手
ツールドランカウイ2011 第5ステージリザルト
1月27日(木) 124.3km
1 Monsalve,Jonnatha (AND) Androni Giocattoli 3h33'31"
2 Nino Corredor,Libardo (L2A) Le Tua Cycling Team
3 Pourseyedi G.,Mirsamad (IUA) Azad University Cycling Team @01"
4 Van Niekerk,Dennis (MTN) MTN Qhubeka @03"
5 Emami,Rahim (IUA) Azad University Cycling Team @03"
38 Ayabe,Takeaki (AIS) Aisan Racing Team @06'19"
54 Suzuki,Kenichi (AIS) Aisan Racing Team @11'15"
109 Nishitani,Taiji (AIS) Aisan Racing Team @25'57"
116 Mori,Kazuhiro (AIS) Aisan Racing Team @25'57"
117 Fukuda,Shinpei (AIS) Aisan Racing Team @25'57"
STAGE 5 - General Classification (個人総合時間賞)
1 Nino Corredor,Libardo (L2A) Le Tua Cycling Team 15h59'46"
2 Monsalve,Jonnatha (AND) Androni Giocattoli @02"
3 Sella,Emanuele (AND) Androni Giocattoli @19"
4 Van Niekerk,Dennis (MTN) MTN Qhubeka @22"
5 Emami,Rahim (IUA) Azad University Cycling Team @22"
32 Ayabe,Takeaki (AIS) Aisan Racing Team @06'21"
49 Suzuki,Kenichi (AIS) Aisan Racing Team @15'04"
69 Nishitani,Taiji (AIS) Aisan Racing Team @30'04"
87 Mori,Kazuhiro (AIS) Aisan Racing Team @35'42"
114 Fukuda,Shinpei (AIS) Aisan Racing Team @47'12"
→全てのリザルトはこちらでご確認ください
→第6ステージスタートリスト
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