REPORT

ツアーオブハイナン2010 stage2 西谷2位盛9位で総合上位浮上

中国・海南(ハイナン)島を舞台に繰り広げられる9日間のステージレース
「ツアー・オブ・ハイナン2010(UCI2.HC)」。
今日12日(火)に行なわれた第2ステージでプロツアー選手に引けをとらないスプリントを見せた西谷泰治選手がステージ2位でフィニッシュしています。
第2ステージを終え西谷選手は個人総合2位に浮上、またエース盛選手もステージ9位に入り総合5位に順位を上げています。


HCカテゴリーのステージで惜しくも2位 
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photo:TANAKA Sonoko


ツアー・オブ・ハイナン2010 第2ステージリポート(167.5km)
photo:TANAKA Sonoko
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今日のステージから三亜の町を後にし海南(ハイナン)島を1周するツアーに入ります。今日の第2ステージは三亜から五指山という町まで向かいます。勝負どころは後半(149km地点)にあるカテゴリー2級の山岳。レースは現地時間の午前10時に三亜市街をスタート。パレード走行は無し。
レース序盤にASTANA・FOOTON・SKILの選手を含む11人が集団から抜け出したが、メイン集団もこれはさすがに容認せず吸収する。その後小人数の逃げが幾つかあったが決まることはなかった。


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30km付近からTEAM DIFFERDANGE(LUX)のCOHNEN Stefan選手が1人抜け出し逃げ続ける展開に。メイン集団とのタイム差は最大9分ほど開いた。メイン集団は9分開いたところでペースアップし2つ目の2級山岳で逃げを吸収、一気に集団は35人ほどに絞られた。愛三からはここに盛 一大・西谷泰治・綾部勇成が入る。

レースはこのままゴールスプリントとなり愛三は、綾部-盛-西谷でラインを作り勝負をかけた。惜しくも届かなかったが西谷がこのステージ2位でフィニッシュした。優勝はASTANAのIGLINSKIY Valentin選手。今日のステージを終えて個人総合1位も彼に移った。


ゴール前は思いのほか上っていた
チームの連携は上手くいったが仕掛けどころが難しいゴール勝負になった
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西谷のゴール後のコメントから綾部らの働きが光ったことが伺える
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総合5位に浮上した盛選手 レース後は回復に努めます
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明日からのステージでもアシストに期待がかかります
鈴木選手
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福田選手
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表彰を待つ西谷選手
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西谷はタイム差4秒で個人総合2位に浮上。盛も今日のステージで9位に入りも総合5位につけています。
昨日の盛のステージ5位、今日の西谷のステージ2位で、アジアツアーのUCIポイントも獲得することが出来ました。
なお明日は繰り上げにはなりますが、盛がポイントジャージ、西谷がアジアリーダージャージを着用して走ります。

明日の第3ステージはスタートして9.6km地点にカテゴリー1級山岳があります。ここで遅れないよう5人全員先頭グループでクリアしていくこと、そして中盤から後半、ゴールに向けてしっかりと走りステージ優勝を勝ち取れるよう頑張りたい。(田中光輝監督)


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ツアーオブハイナン 第2ステージ結果
1.IGLINSKIY Valentin (ASTANA)
2.NISHITANI Taiji (Aisan Racing Team)
3.WALKER Johnnie (FOOTON-SERVETTO)

9.MORI Kazuhiro (Aisan Racing Team) 00:00

36.AYABE Takeaki (Aisan Racing Team) 00:06
80.FUKUDA Simpei (Aisan Racing Team) 02:20
98.SUZUKI Kenichi  (Aisan Racing Team) 02:20


個人総合順位
1.IGLINSKIY Valentin (ASTANA)
2.NISHITANI Taiji (Aisan Racing Team) 00:04
3.WALKER Johnnie (FOOTON-SERVETTO)  00:06

5.MORI Kazuhiro (Aisan Racing Team) 00:10

43.AYABE Takeaki (Aisan Racing Team)
75.FUKUDA Simpei (Aisan Racing Team) 
87.SUZUKI Kenichi  (Aisan Racing Team)

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