REPORT

ジュラジャ・マレーシア Race Report stage4

4月27日から5月1日まで開催の「ジュラジャ・マレーシア(UCI AsiaTour 2.2)」。本日4月30日は第4ステージが行なわれました。大会も残り2ステージ。今日金曜日は宗教の関係で午後にお祈りがあるため、レース時間も早く距離も短い一日となりました。現在愛三レーシングは、別府匠選手が個人総合時間で2位となっており、トップから20秒遅れと離されてはいるものの、今後の展開次第では逆転を狙える位置にいます。
これまでの田中監督のリポートにもあったように、最終日までは集団ゴールでタイム差を離されないように走り、最終日に逆転のチャンスを狙うことを念頭にチーム一丸で臨んでいます。


〔連日の暑さの中チーム一丸となり戦う/Aisan Racing Team〕
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第4ステージは朝が早いこともあり昨日に比べて涼しい中スタートした。
スタートしてすぐ5名の選手がメイン集団から抜け出す。リーダーチームがコントロールに入りこの5名は逃げ続ける。先行する5名に追いつこうとする選手もパラパラいたが集団が行かすことはなかった。

先行する5名の中で一番タイム差の少ない選手は、マレーシア・ナショナルチームの OTHMAN Mohamad 選手で、リーダーから7分11秒遅れ。この5名とメイン集団とのタイム差は最大で約6分ほど開いた。
リーダーチームも明日最終ステージのロングレースに体力を温存したいため、無理して逃げの5名を吸収する動きは見せず、残り20kmからペースを上げはじめる。ここには愛三からも選手を入れる。


〔補給を受け取る福田真平選手。平坦コースでのアシストが光る
/Aisan Racing Team〕
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〔ステージレースは献身的なアシストの働きなくては戦い抜けない
/Aisan Racing Team〕
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先行する5名はそのまま逃げ続けてゴールした。ステージ優勝は、地元マレーシアのチーム Wilayah Persekutuan State の HASSAN Suhardi 選手。
先頭から2分53秒遅れでメイン集団もフィニッシュした。総合2位につけている別府匠はメイン集団の中で28位でフィニッシュ。個人総合順位は2位で変わらず、タイム差も20秒のままとなっている。
いよいよ明日は最終ステージです。195kmと距離も長いので逆転するチャンスは少なからずあると思います。それに向けてアシストの4人はしっかり匠をサポートし、エースの匠はそのチャンスを逃さず決めれるよう頑張ります。勿論我々スタッフもです。(田中光輝監督)


◆Jelajah Malaysia stage4 Result (第4ステージ順位)
1 HASSAN, Suhardi**(WLP)   2:06:36
2 PARNO* (CCC)  0:00:00
3 OTHMAN, Mohamad Adiq Husainie** (MAS)  0:00:00

28 BEPPU, Takumi(AIS)  +0:02:53
61 SHINAGAWA, MASahiro(AIS)  +0:02:53
64 FUKUDA, Shimpei(AIS)  +0:02:53
80 SUZUKI, Kenichi(AIS)  +0:04:20
82 MATSUMURA, Mitsuhiro(AIS) +0:05:13


◆General classification after stage 4 (個人総合時間)
1 MCCANN, David(GNT) 14:18:10
2 BEPPU, Takumi(AIS) +0:00:20
3 RUSLI, Amir Mustafa**(MAS)  +0:01:01

18 FUKUDA, Shimpei(AIS) +0:07:19
37 SHINAGAWA, MASahiro(AIS) +0:10:15
70 SUZUKI, Kenichi(AIS) +0:18:47
71 MATSUMURA, Mitsuhiro(AIS) +0:19:17


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第4ステージが無事に終了しました。イスラム教の礼拝の日はスタートが早く距離も短いのがここマレーシアでは定番です。スタート地点までは車で約45分。スタートが早いうえに渋滞が予想されるため今日はパトカーの先導でスタート地点へ。昨晩の宿泊地がペナン島だったため、橋を渡っての移動です。ペナン島はリゾート地としても有名ですが、私達の滞在時間は14時間ほど。ホテル以外の場所はまったくわかりません。


〔ペナン島からマレー半島へ〕
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〔安全を守る警察の皆さん〕
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スタートまでの準備時間は、リザルトを確認しコースレイアウトを再確認し、皆で意思統一を図り、ちょっとリラックスしつつ確認と準備に余念がありません。短いコースとはいえ、気を抜くわけにはいきません。
スタート時は涼しいと言いながらも30℃は超えているので、やはり氷は持って行ってもらいました。


〔リザルトを確認する別府匠選手〕
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〔コースマップを確認する鈴木謙一選手〕
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〔選手全員でも確認〕
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レース中補給を取りに来た選手に渡しているサコッシュ(かばんのような入れ物)の中身は氷です。Aisanのロゴが入ったサコッシュが大活躍です。暑い中とはいえ距離も短くレーススピードも速かったので、補給をとりにきたのは福田真平選手と鈴木謙一選手の2回だけでした。
総合リーダーのDavid McCann はチームカーまで自ら下がってきて監督と話していました。愛三でも逃げている選手の情報を紙に書いて補給を取りにきた鈴木選手に渡して対応をしました。


〔Aisan ロゴ入りのサコッシュ〕
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〔補給を運ぶ鈴木選手。今回も無線がない中臨機応変にレース展開に対応する〕
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〔リーダージャージが自らチームカーに下がる姿も〕
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〔ゴール後はすぐに皆で今日の走りについて話をする〕
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明日はいよいよ最終日。最終日にしてロングステージです。
どのようなレースになるのかミーティングはこれからですが、先日別府選手のコメントにもあった通り、全員で積極的に走ってくれることと思います。選手もスタッフも、明日も精一杯頑張ります。(スタッフ渡会菜々)

コメント(2)

最終日のスタート時間がわからない・・・・・・(O.O;)(o。o;)

日本時間11時かな~??
それとも10時で もうスタートしたのでしょうか??

今から応援モード入っておきます!

エース匠選手をはじめ、愛三の選手の皆さん&スタッフの皆さん

日本から応援しています 頑張って~~~!!!!!!!!!!

最終日も 匠選手とチームメイトみんなで
総合2位 守りきったとのこと!!!!!

やりましたね!!!!!!!!!!
☆おめでとうございま~~~~~~~す☆

選手の皆さん、そして 監督・スタッフの皆さん
本当にお疲れさまでした

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