REPORT

ツールド台湾 Race Report stage7(最終日)

3月14日から20日まで開催の「ツール・ド・台湾(UCI AsiaTour 2.2)」。
本日20日土曜日は最終日、第7ステージが行なわれました。


最終日は1周1キロを60周するクリテリウムです。クリテリウムでは、スプリントポイントやステージ順位でのボーナスタイムでタイムを稼ぐなど、最後の総合争いが白熱します。最終日まででほぼ総合順位が見えてくる状態ですが最後の最後までレースは何があるかわからないし、ひとつでも総合順位をあげるための戦い方があります。
現地の田中光輝監督から第7ステージリポートです。


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3月20日(土) stage7 60km(1km ×60Lap)


最終日の第7ステージ。
愛三チームとしては、綾部が途中のスプリントポイントを1つは取り、最後のゴールスプリントもステージ優勝を狙っていく展開に持ち込むように走る。
9時30分に3周パレード走行しリアルスタートが切られた。
スタートして4人の選手がメイン集団から抜け出したが吸収される。その後11人の選手がメイン集団から抜け出す。その中には西谷が入る。西谷は先頭グループでキープする。
それは中盤から後半にかけて綾部がメイン集団から抜け出し先頭グループに合流した時、合流後の先頭グループがそのままゴールまで逃げ切れるよう、西谷が先頭を引くために先頭グループで待つ。


ラスト25周を切り、綾部自らがメイン集団から抜け出し先頭グループに追い付く。そして西谷がGOっと思った瞬間落車に巻き込まれてしまった。西谷の怪我は無かったがニュートラルで戻れず終わってしまう。これはかなり痛かったがもう綾部1人で対応するしかない。


綾部は3回目のスプリントポイントを1位で通過しボーナスタイム3秒を獲得。そのままゴールまで逃げ切るようペースアップする。先頭グループは11人。
残り2周で、Malaysia-National チームのRizuan ZAINAL 選手とGeumsan-Ginseng-Asia チームの福島選手が先頭グループから抜け出す。残った綾部を含む9人の選手はお見合い状態に。抜け出した2人の選手はそのまま逃げ切りRizuan ZAINAL 選手がステージ優勝。綾部は6位でフィニッシュした。
先頭グループとメイン集団とのタイム差もあったため、綾部の個人総合順位は8位になり、UCIアジアツアーのポイントを獲得
出来た。


ツール・ド・台湾2010が終わりました。結果はステージ3位と個人総合8位。ランンカウィに続きUCIアジアツアーポイントを獲得出来たのでチームとして良かったと思います。
次のチーム遠征は4月1日から始まる「ツアー・オブ・タイランド」です。次のレ―スでもUCIアジアツアーポイントを獲得出来るよう頑張ります。

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