REPORT

ツールド台湾 Race Report stage6

3月14日から20日まで開催の「ツール・ド・台湾(UCI AsiaTour 2.2)」。
本日19日金曜日、第6ステージが行なわれました。


エース綾部キャプテンの総合順位をひとつでもあげ、総合上位にランクアップさせる。前回のランカウイでの「ステージ優勝狙い」とは違い総合を意識した今回のツールド台湾。
クリテリウムのように同じ場所を周回するのとは違い、レースの展開次第で総合が大きく変動する可能性があるのがラインレース。今日の第6ステージが今大会最後のラインレースとなるため、どのチームも総合アップを目指し最後の最後まで食らいついていきます。
今日は途中逃げが決まるものの、最後にはまたもや集団でのスプリント勝負に持ち込まれました。
・・・惜しい!という結果でしたが、山岳を粘って最後の勝負まで誰が勝つか分からない、この展開は本当に興奮しました。今日のチームの様子はどうだったのでしょうか?
現地の田中光輝監督の第6ステージリポートです。


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3月19日(金) stage6 132km


最後のラインレースとなる第6ステージ。愛三チームとしては、2つ目の山岳ポイント以降に綾部を含む逃げグループを作り、そのまま逃げ切りタイム差を縮める展開に持ち込むように走る。
10時にパレードスタート、距離は今大会最長の116.2キロ。やたらと長いパレード走行でした・・・。その長いパレード走行も終わりリアルスタートが切られ、13名の選手が飛び出しだがメイン集団に吸収された。その後、6名の選手がメイン集団から抜け出す。Deon LOCKE 選手(CKT tmit-Champion System)、Nathan HAAS 選手(Genesys)、福島選手・JunohKWON 選手(Geumsan-Ginseng-Asia)、鈴木譲選手(シマノレーシング)、Rizuan ZAINAL 選手(Malaysia-National)の6名)。この逃げグループは、メイン集団とのタイム差を最大で3分30秒つけた。


この6名の逃げは、2つ目の山岳ポイント(カテゴリー2級)で4名になり、2つ目のスプリントポイント(80.4km地点)を過ぎてNathan HAAS 選手1名となる。
綾部は、2つ目の山岳ポイントで追走グループを形成しようと仕掛けたが下ってから追走メンバーのペースが上がらず、メイン集団に吸収された。


逃げていた1選手は残り30キロ付近で吸収。その後も何人かの逃げがあっても決まらずで集団ゴールスプリントへ。綾部も残り15キロまではメイン集団から抜け出すことを前提で走っていたがタイミングが取れず、ゴールスプリントに切り替える。そしてゴールスプリントでは、今大会最高位の3位でフィニッシュした。
明日は最終ステージ、1周1キロを60周するクリテリウム。現在の個人総合10位から8位(8位までUCI ポイントが付与される)に上がるよう最後までチームで戦っていく。


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