DEAR SUPPORTERS

NAGOYA POWERフェスティバル 名古屋で自転車レース!

毎日寒いです。皆さん、風邪やインフルエンザなどダイジョウブですか?
今回はオフネタとして撮影に行ってきた自転車イベントのお話です!
(サイクルモードじゃないよ)


自転車ブームといわれる昨今。
ジャパンカップやツアーオブジャパンなど、大きなレースであれば「普段見たことねぇ~~よ!」ってくらいの観客が詰め掛けますが、国内で行なわれている実業団レースなどはまだまだ認知度が高いとはいえません。
しかし、長野県飯田市や岐阜県美濃市など「自転車の町」を提唱し、町おこしの意味をこめて大々的に自転車イベントやレースを誘致している自治体もあります。実際そういう町でのレースは地元の皆さまの関心度も非常に高くて、町全体で「自転車が来る!応援するぞ!!楽しむぞ!!!」という雰囲気が熱く盛り上がっています。


「名古屋で初めてとなる公道を使ったロードレースを開催し、名古屋を自転車の町として盛り上げたい!」
今回そんな熱い思いが実り、名古屋のシンボル「名古屋城」周辺の道路を使った市民レースが開催されました。


金のシャチホコがまぶしい名古屋城!夜はライトアップされて綺麗
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様々な文化や歴史を持つ、名古屋。
そんな名古屋の魅力を色々な方面から再認識し新たな文化を創造・発信することでもっと名古屋をスキになってもらおう!!そんな思いで社団法人 名古屋青年会議所さんが企画したのが「NAGOYA POWERフェスティバル ~未来へとどけ!名古屋大好き!~ 」というイベントです。
今回この一環で行なわれたのが今回撮影してきた
「未来へつなげ・自転車対抗レース」という市民参加の自転車イベント。


愛知県には自転車を楽しむ人がたくさんいます。でも今まで名古屋市内でレースを行なう、ってことはなかったそうです。自動車文化がある意味「激しい」愛知、交通量はハンパありません。
でも最近は名古屋市では名チャリといった、自転車の活用方法を考える取り組みなども行なわれ「自転車」に注目が集まりつつあります。
また名古屋青年会議所さんでも「シェアリング自転車」といって、都心部での新たな公共の交通機関としての自転車の在り方を探るなど活動をされています。


でも競技としての自転車はまだまだ浸透しているとはいえず、マラソンで道路を使うことはあっても「公道を封鎖して自転車レースを行なう」っていう発想は今まであっても実現しなかったのだと思います。
そんな中、名古屋のシンボル<名古屋城>の周りの公道を一時封鎖し、本当に、自転車イベントが行なわれたんです。これってかなりすごいこと!!


今回愛三レーシングチームは、愛知(東海圏内)で唯一のプロチームということで、このイベントにご協力させていただくことになりました。
といっても今回は市民の皆さんが主役。別府匠選手が特別にスターターとしてゲスト参加しました。


スターターを務めるのは別府匠選手。打つでぇ!(笑)
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今回のレースは、名古屋城とその隣にある名城公園周辺を周回する90分の耐久レース。チームは、男性・女性・混合などの部に分かれそれぞれ90分間に多く周回したチームが優勝となります。


「自転車レース」は初めての運営陣。
愛三レーシング中根総監督が会場設営をアドバイス。
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試走風景。紅葉が綺麗です。
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名古屋青年会議所 木村浩樹理事長を先頭にスタート
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初めての公道での自転車レース。たくさんの人が参加しました。
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いくよー!鳴らすよー!!!
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高らかなピストル音とともに選手たちがスタート!
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いってらっしゃい!と見送る別府選手。
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今回のコースは、名古屋城と名城公園間の道路をスタートゴールとし、大津通と出来町通を行き来するレイアウト。住んでいない方はわかんないと思いますけど、ここは本当に名古屋の中でも、名古屋市役所や愛知県庁、そしてなにより名古屋城があるという、名古屋人からしたら「どえりゃあとこで走るがね!!」って場所なんです。
実際は名古屋城周りをグルリと・・・というわけではないレイアウトで折り返しのキツイ部分もあって、レースのように常にスピードを出し続けるというわけにはいかず、減速・追い越し禁止区間などを設け安全を確保しながらのレースとなりました。


車がバンバン走る大通りも今日は自転車が走ります
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名古屋城隣にある「名城公園」でもイベントが行なわれていました
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大通りから中道に入ると左に名古屋城を望むことができます
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折り返し地点手前。名古屋城見える!
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名古屋でレースしてるんだぁ!って感動!
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美しい紅葉の中は走る選手たち
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レースでも名前を聞く地元愛知の選手の姿もありました
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体育学の博士で、オリンピックMTB日本代表チーム監督の西井匠さんが、今回参加していたのですが、90分間にだいぶ色々なパフォーマンスを披露してくださいましたのでご紹介しておきます(笑)


レース前に「匠つながり」で別府選手と。
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このときはまだ普通のウエア
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後半、気がつけば日本代表のジャージ(しかもワンピ)
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なんでも背筋を鍛えながら走るトレーニングだそうです(笑)
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日本代表ジャージといえば、北京オリンピック代表選手で
地元愛知の中京大学 和田見里美選手も日本代表ジャージで参加。
やっぱり走りがちゃいます。


子どもの声援に笑顔のわだみ選手。カワイイ。
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90分って意外とあっという間。気がつけば残り10分を切り、最後はラスト10秒前からカウントダウン!チェッカーフラッグがふられて90分のエンデューロが終了しました。皆さんおつかれさまでした!!


最後まで全力で走りぬく参加者の皆さん
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無事チェッカーを振れて良かった!
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ゴール地点ではハイタッチで参加者を迎えるスタッフさん姿
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初めての名古屋市内での自転車レース。無事に終えることができ本当に良かったです。
名古屋青年会議所ではこのイベントを名古屋の新しい文化として定着させ、ゆくゆくは「自転車の町」として本格的なレースが開催される第一歩にしていきたい、とのことです。すごく楽しみ!!!
初開催で運営なども大変な面が多々あったり、スムーズにいかないところもあったのではないかと思いますが、反省などは今後に生かして頂き、長く続くイベントにしていって欲しいなと思います。
参加された皆さんも、本当におつかれさまでした!


別府選手、中根総監督、地元選手、サポーターさんとともに
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さて来週日曜12月6日はいよいよ愛三レーシング初開催の自転車スクールです。参加者も続々と集まっています。さ~~~準備も大詰め!こちらも負けじといいイベントにしたいです。
参加してくれる皆さん、楽しみにしていてくださいねっ!

コメント(2)

90分の時間限定とはいえ、この大通りを通行止めにしてしまうなんて!
凄い!の一言です。
このイベントがロードレース大会開催の一歩になれば、ロードレース観戦ファンとしては嬉しいですねぇ。

kyomiさん

コメントありがとうございます。
あの名古屋の道路をマラソンじゃないのに止めるなんて!
それにまずビックリです。開催には色々なご苦労もあったと思います。このイベントをきっかけに、市民の皆さんのご理解をいただきながら、
ゆくゆくは国際レース・・・な~んて夢じゃなく実現できたら。
名古屋は中間地点だし、交通の便もいいし。
未来に希望が繋がっていくといいな。

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