REPORT

ツール・ド・台湾 第4ステージ

11日(水)に第4ステージが行なわれました。
遅くなってすいません。
昨日は死亡してましたw

「チーム一丸となって西谷選手の総合をあげる」
という予告どおりの戦いをし、最後スプリント勝負となりました。
シマノレーシング鈴木真理選手にわずか及ばず2位という結果でした。

スタート前の選手の様子です。
とくに西谷選手の表情をみると、
いつもの勝負師の顔になっていて、始まったんだなぁと感じました。
普段のふにゃっとした笑顔があるからこそ
レースのときの表情に、重みを感じちゃいます。

7日間のレースも残りわずか。
今のチームの順位や位置づけで走り方は変わってくる。
ステージレースだからこそ、迎える明日がめまぐるしく変わる。
みんないい顔してます。


photo Aisan Racing Team

ジョニー監督のリポートが届きました!

◆第4ステージ 3月11日(水)
今日も肌寒く曇り空の中、第4ステージ(139キロ)がスタートした。
今日の愛三チームは、
リーダーチーム及び有力チームが引かざるをえない状況(逃げ集団)を作り
レース後半その逃げ集団を吸収して、
最後の上りゴールで西谷を勝たせる流れで挑んだ。

レース中盤にさしかかる所で3名が抜け出し
それを5名が追走し一緒になり
8名(ドラパックポルシェ No.25、ホンコンチーム No.92、
シマノ No.125、BSアンカーNo.134、南アフリカ No.162、
メリダヨーロッパ No.181と182、台湾チーム No.192)
が形成された。最大で2分45秒差が着く。

この時点で有利なのはメリダヨーロッパNo.182の選手
(トップから31秒遅れの5位)
そのため、リーダーチームのカザフスタンチームが引かざるをえない。

この8名も残り10kmから5kmの間で吸収し
最後の上りゴールに備え、愛三アシスト陣がポジション争いをする。

そして上りゴールに入り、アシスト陣は役割を終え
最後は西谷がスプリントし、惜しくも2位でフィニッシュした。


photo by Y.Nanamori

西谷は、ボーナスタイムと上りゴールで着けたタイム差により
41秒差から29秒差の6位にアップし
あと3ステージでの逆転に望みを繋げた。

明日第5ステージは、
昨年のこの大会で西谷がレース中、何か飛んできた物で足の脛を切り
縫う怪我(事故)をした同じコースです
(27.4キロ+15.1キロ×8Lap 148キロ)

今年は怪我(事故)なく更にタイム差を縮められるよう
チーム一丸で戦います。

・・・

予告どおりの戦いをできるって、実はスゴイことだと思うんですよね。

どれだけそうしたいと思っても、強いエースを持っていても
アシストが勝負の局面までしっかりと機能しなければ
勝たせる場面に持っていくことができないのですから。

ツールド台湾は、
実際に現地にはいってませんが私にとっては3回目です。
振り返ってみると、
台湾に限らずアジアツアーで愛三は
確実に自分達のしたいことを、「チームで」動かせるチームになってる。

アジアで足固めをし、まずはアジアで頂点に立ち
そして世界に羽ばたく

それをしっかりと実行しているってことを実感してます。

今日は鈴木真理選手に負けちゃって、
速報聞いたときはマジでー!と悔しかったけど
ゴール前の勝負は本当に難しいし、
ゴールの写真を見たらなんかすんなりと心が収まったというか。
そしてジョニーのリポートを読んだら、
チームで戦った愛三の明日に期待する自分がいたというか。


愛三レーシングは今日も元気ですから☆

出演:メカなかじ

今日も応援お願いしますっ!!

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