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【レース】ツールド北海道   stage6

最終日の第6ステージはモエレ沼公園が会場。
1周2.75キロを22周回する61キロのクリテリウムです。

最終ステージ、愛三レーシング西谷泰治選手が
8名の逃げに乗り、最後はスプリントを制して見事優勝!

総合優勝には届きませんでしたが、
連日西谷選手、品川選手、鈴木選手のアシスト陣が
今回のエース盛選手をしっかりと支えながら走り抜きました。

そして、6ステージ中、3ステージを取るという
素晴らしい戦いをしてくれました。 



レースの模様は
「続きを読む」からどうぞ。


今回も会場には、ロードレースファンの方たちに乗せていただきました。
この場を借りて御礼します。
朝6時半ごろ会場のモエレ沼公園に到着!相当なイキオイで寒い。

この公園のシンボル「モエレ山」。登ると結構しんどい。

レース前の風景。

今日で最終日。ほどよい緊張感に包まれます。

5日間の戦いも今日で最後。
スタートまで15分を切り、選手達がスタート地点に集まり始める。

総合首位の証、マラカイトグリーンジャージを着る
梅丹本舗GDR 宮澤崇史。
大切な大切な1秒の差を温めながら、このクリテリウムでどう戦うか。
最終日までまったく気が抜けない状況。

チームメイトでキャプテンの福島真一選手。

U23リーダージャージを着るBSアンカー福田真平選手。
このジャージをどう守るかにも注目だが
あくまでチームとしてのステージ優勝狙いが最優先。
すぐ後ろからは鹿屋体育大学の伊藤選手が虎視眈々と狙っている。

連日献身的なアシストをしてきた西谷泰治選手。
最終日、どう戦うか。
北海道には本当にアイサン、そして西谷選手のファンが多いんです。

9:00にレースがスタート。
序盤はアタックが続くがなかなか逃げは決まらない。

このステージに設けられたホットスポット(HS)は4回。
決められた周回で設けられ、通過した順にボーナスタイムが与えられる。
1回目のHSで宮澤が2位通過し、総合2位と差を広げることに成功。
その後もチームメイトの確実なアシストでポイントを重ねる。

場所移動しました。
集団の先頭を引く西谷選手。

盛選手。

品川選手。

鈴木選手。

モエレ山が見えます。

梅丹本舗GDR 新城・清水が集団を抜け出す。
10〜20秒のタイム差で周回する。

坂のところで撮ってみた。

15周回で西谷選手含む8人に逃げが決まる。
この中にU23総合2位の鹿屋体育大学 伊藤選手も含まれる。

集団の中の盛選手。

スタートゴール地点に移動。
残り周回もあとわずか。相変わらず先頭は8名。
総合順位とのタイム差からこの8人の逃げは確定なので
あとは誰がここから勝利をもぎ取るのか
ステージ優勝の行方に観客の注目が集まる。

手前はスキルシマノ鈴木真理選手、中央に西谷選手、
右にBSアンカー柿沼章選手の姿。
一番後ろはヴァン・ヴリエのフーガーランド選手。 

いよいよ最終周回。
最後のコーナーを回って先頭集団がゴールスプリントへ。
先頭に見えるのは西谷泰治だ!
でもフーガーランドもすぐ隣。果たして先にゴールしたのは??

西谷泰治がコンマ何秒かの僅差で
ステージ優勝を飾ったようだ!

そして栄えある個人総合時間は梅丹本舗GDR宮澤が獲得した。

レースが終わり選手達が戻ってくる。
見事ステージ優勝を飾り、この北海道でアイサンレーシングに
3勝目をもたらした西谷選手の勝利を祝福するとともに
5日間の戦いを終えて、選手達が握手で健闘を称えあう。

なんでかこんなことに(笑)

レースの興奮冷めやらぬまま表彰式です。
今年は初の試みで、レース終了後の会場でたくさんの方が見守る中
そのまま閉会式も行なわれました。

まずは最終ステージの表彰式。
優勝は愛三工業レーシングチーム 西谷泰治選手。
2位にヴァン・ヴリエのフーガーランド選手。
3位にニッポエンデカのガロッファロ選手という結果でした。

表彰台の上の西谷選手に
愛三のチームメイトから「たいじ〜!」と声がかかり
嬉しそうな表情を見せたのが印象的でした。
勝利の喜びを一緒に味わえるのがホント見てて感動しちゃう。

レース後のコメント。「ゴールの瞬間はどちらが勝った分からなかった。
フーガーランド選手は大きくて存在感があったので。
ゴールしてから結果が分からないまま1周ダウンして走っていると
みんなが僕を見てくるのに、何もいってくれない(笑)
おめでとうでも残念だったでも何でもいいからなんか言ってくれ〜!
と思ってたけど、チームのところに帰って来たら祝福モードだったので
ほっとしました(笑)勝てて素直に嬉しいです。」

団体総合はオランダのヴァンヴリエ・EBH・エルショフが獲得。

U23新人賞ジャージは
この最終日でチームメイト吉田隼人選手のアシストを受けながら
しっかりと逃げに乗り、福田選手との4秒差を逆転した
鹿屋体育大学の伊藤雅和選手が獲得した。

個人総合山岳賞は
昨日の第5ステージで逆転劇を見せた
ヴァンヴリエのレイジェン選手が獲得した。

そして個人総合時間賞は宮澤崇史。
個人総合ポイント賞も同時に獲得した。

レース全体の話しなどなどは明日に。
番外編もあるのでお楽しみに!!