旧サポーターズブログの記事

【レース】2008TOJ stage7

昨日(25日)第12回ツアーオブジャパン最終日
東京ステージが行なわれ、
18日の堺ステージからスタートした7日間の戦いが幕を閉じました。

最終日東京ステージは日比谷シティをスタートし、パレード走行ののち
大井埠頭の周回コース(7キロ)を19周回する
計148.9キロで行なわれました。

最終日だというのに、生憎の雨。

選手らが集まる時間帯は雨のピークで、じゃんじゃか降り!
どうなることやら?
という感じでしたが、スタートの時間にはなんとかあがりました!
最終日、愛三レーシングは、
品川選手・秋山選手を除く4名での出走となりました。

総合首位のグリーンジャージ、赤い山岳賞ジャージとともに
スタートラインに並ぶ西谷選手。ポイントリーダージャージ姿。
伊豆ステージに続き、いい顔してました。

レースは最初からめまぐるしくアタックがかかる激しい展開となった。
愛三の選手も果敢にアタックします。

レースは残り40キロあたりで14名の逃げが決まります。
残念ながらここには愛三の選手はのらず。
メイン集団で様子を伺いながら走ります。

残り14キロあたりで
メイタン福島晋一選手とAスタイルのアルベルト・ディロレンツ選手がアタック。
そのまま2人で逃げに入ります。

そのまま逃げ切りたいところだが
追走はラスト500メートルで2人を飲み込みゴールスプリントへ。

東京ステージを制したのは、ムロズのマルチン・ゲンプカ選手。
西谷選手はポイントリーダーを守りきり、
日本人で唯一、最終日の栄えある表彰台にあがりました。

表彰式。

西谷選手のコメントです。

今回は綾部選手をエースに総合優勝をするために動くこと、
またステージごとに優勝を狙って走ることを目標に戦った。
チーム的には怪我が多くついていない面もあったが
チーム全員で士気を高め戦うことができたと思う。

今回はTOJでのエース、別府匠を怪我で欠き
チームの戦略を改めて見直すこととなったが
新しい試みにも挑戦し、収穫もあるレースをできたと思う。

1週間後には全日本選手権を控えていて
確かにハードではあるが、このTOJはいいステップになったと思う。
このいい波を維持できるよう、いや、維持できると思うので
全日本でも頑張りたい。 

※ポイントリーダーとは?
http://www.toj.co.jp/toj12/records/point.php
各ステージの1位から5位に与えられるポイントが
全てのステージの合計で最も多い者に与えられる。
つまり、常に上位に入っていなければもらえないんです。
ということは、西谷選手の活躍ぶり、伺えますよね?

なお、今回獲得したポイントリーダージャージに関する
とってもレアなお知らせは
富士山ステージの記事をご覧下さい。見なきゃ損しまっせ。
http://blue.ap.teacup.com/aisan/236.html

1週間の戦いが終わりました。
選手全員、本当によく頑張ってくれたと思います。
怪我などのアクシデントも多く、苦しい面もたくさんあったと思いますが
今回もチーム一丸となって、感動のレースを見せてくれました。
全日本を直後に控えたこのTOJは
チームにとって課題も収穫もある、実のあるレースになったことでしょう。

今回は7ステージ中、4ステージ現地にいき撮影しました。
全てをお伝えすることはできません。
でも。リザルトだけではない、
アイサンの選手全員の姿を少しでも感じていただければ幸いです。

今年のツアーオブジャパン、
各ステージでたくさんのアイサンフラッグがはためきました。
皆さんの温かい声援が、本当にチームを後押ししてくれました。
心から御礼申し上げます。

さあ、次は大本命の全日本選手権です。
もう選手達は、
TOJが終わった瞬間から次の全日本に気持ちを切り替えています。
心から笑ってレースを終えられるよう、悔いのない準備を期待します。

引き続き応援のほど、宜しくお願いいたします!!

【第12回ツアーオブジャパン 最終結果(個人総合)】
10位 西谷泰治/23位 綾部勇成/33位 鈴木謙一/49位 盛一大
DNF 品川真寛・秋山英也