REPORT

10/4 Jプロツアー第7回JBCFおおいたサイクルロードレース レポート

10月4日(日)
Jプロツアー
第7回JBCFおおいたサイクルロードレース
距離:100km(4km×25周)
天気:晴

おおいたサイクルフェスの2日目として、昭和電工ドームでおおいたサイクルロードレースが行われました。このレースはほぼ上りと下りしかない4kmのコースを25周まわるレースで、例年少人数しか完走ができないサバイバルな展開になっています。

レースは序盤からマトリックスチームがレースをコントロール。ペースが速いので早い段階でメイン集団も人数を減らし、前半ですでに半分くらいの選手がいなくなりました。中盤7名の逃げ集団ができ、そこにマトリックスからトリビオ選手が乗ったことでマトリックスは集団を引く必要はないため状況は変わるかと思われましたが、マトリックスはエースのキンテロ選手で勝負するのかどっちつかずの牽引を続けていました。しかし痺れを切らした愛三工業レーシングチームとブリヂストンサイクリングが中心になり先頭集団を吸収。レースは振り出しに戻りました。残り2周で愛三から大前翔がアタックをかけるとメイン集団は一気に加速。そのカウンターで伊藤雅和がアタックをかけるとトリビオ選手と2名になり、そのままフィニッシュ勝負かと思われましたが、後続から宇都宮ブリッツェンの阿部選手が先頭に合流。3名でのフィニッシュ勝負になり、トリビオ選手が先着。伊藤は3位でフィニッシュしました。大前は後続のスプリントでキンテロ選手に次いで5位にフィニッシュしました。惜しくも優勝を逃してしまいましたが、今シーズン若い選手のアシストを続けてくれた実力者の伊藤が表彰台を獲得することができました。

この結果から、JBCFの個人ランキングで大前が1位のキンテロ選手と約209ポイント差の2位をキープ。優勝したトリビオ選手が大前と23ポイント差の3位に浮上したことで、最終戦の個人ランキング争いがしれつになりました。経産旗はマトリックスと愛三の総力戦になることが予想されます。台風予報も出ているため大荒れのレースになるかもしれません。しかし最後まで諦めずに表彰台、個人ランキングトップを目指してベストを尽くします。

最終戦もご声援、よろしくお願いします!

JPTおおいたロードリザルト.pdf

Text : Takumi BEPPU
Photo : AISAN Racing Team

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伊藤雅和が3位入賞

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インタビューを受ける伊藤雅和

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最終戦を控え個人ランキング2位につける大前翔。その実力はプロトンの多くの選手が認めています。

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