REPORT

8/8 Jプロツアー第7回JBCF宇都宮クリテリウム レポート

8/8
Jプロツアー
第7回JBCF宇都宮クリテリウム
距離:50.4km(2.3km×23周)
天気:曇り

国内Jプロツアー第2戦JBCF宇都宮クリテリウムに出場しました。今年は周辺の工事などの影響で、例年より1周が短くなり、コーナー立ち上がりから次のコーナーまでの時間が短くなりました。よってより休めないコースになったため、苦しいレースになることが予想されました。

チームの作戦としては、有力チームが入った逃げは容認せず、スプリンターチームでまとめられるようならば、一緒にメイン集団をまとめて集団スプリントに持ち込むことを目指しました。

スタートしてしばらく各チームのアタックが繰り返されましたが、やはり有力チーム同士のマークが厳しいので、なかなか決定的なアタックが決まりません。その後、あまりマークが厳しくないチームの選手が飛び出し、そこに逃げで勝負したいチームの選手が合流して5名の逃げが決まりました。

5名が逃げ、メイン集団はスプリント勝負を狙っている宇都宮ブリッツェンがチームでまとまってコントロールをすることでタイム差が20秒くらいで推移していましたが、ペースが上がりきらず30秒くらいに開いていきました。そこでチームとして逃げを捕まえるべく、住吉キャプテンの判断で伊藤・住吉・當原で集団のペースを上げていきました。ちょうどそのくらいの時に草場が落車に巻き込まれてしまい、重要な選手を一人失ってしまいます。元々、岡本・草場・大前の3名で勝負をしようとしていたので、最後にスプリントをする選手が2名になってしまい少し予定が狂いました。

集団は牽引によってスピードを上げたまま残り1周を切って逃げグループを吸収。最後は絞られた7名の集団スプリントになり、岡本はわずか0.125秒届かずも2位でフィニッシュしました。最終コーナーを立ち上がった段階で6〜7番目だったことを考えると、最後の伸びは一番あったので、優勝まではあと一息でした。この結果はチームがまとまった結果でもあったので、今後への手応えも感じました。

翌日は宇都宮森林公園に場所を変えてロードレースが行われます。レースのタイプは違いますが、またそのレースにあった展開に合わせて、チーム一丸となって優勝を目指します。

引き続き、応援よろしくお願いします!

2020宇都宮クリテリウムリザルト.pdf

Text : Takumi BEPPU
Photo : AISAN Racing Team

Utsu Cri Podium.JPG

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