REPORT

2/6 THE RESORT WORLD GENTING CRITERIUM INTERNATIONAL (UCI CRT)レポート

THE RESORT WORLD GENTING CRITERIUM INTERNATIONAL
2020年2月6日(木) Kota Kinabalu

Tour de Langkawi 2020を前日に控えた今日、THE RESORT WORLD GENTING CRITERIUM INTERNATIONALがマレーシアのコタキナバル市街地を舞台に行われた。メンバーは伊藤、住吉、岡本、草場、大前、貝原('20年新人)の6名をエントリーし、本戦も同様のメンバーで臨む。

クリテリウムコースは1周10kmの平坦貴重の特設コースを8周する80kmとクリテリウムとしては距離が長いこと、本戦レースを控えた顔見せ要素を含んだレースであることから、各チームのモチベーションに差が発生すると考え、レースは大きく集団が分かれる可能性があることが予想されたが、チームとしては本戦を控えているため、大きなリスクを背負う必要はないと判断し、落車につながるような競合いを回避しつつ、他チームの動き、自身の身体の反応を確かめるレースとした。

正式スタートと同時に20名弱の先行グループが形成され、ここに新人の貝原が反応し積極的な走りを見せるが、先行グループには強豪チームのメンバーが複数人含まれていたため、想定以上のハイペースとなり貝原はたまらず30km地点で先行グループから離脱を余儀なくされた。

後続は地元チームが集団コントロールで先行グループとの差を一定に保ち、逃げ切りか集団スプリントになるか微妙な展開となったが、最終的にはスプリンターを抱えた強豪チームの強烈な牽引で残り5km地点で全ての先行選手をキャッチして集団ゴールスプリントへ向かう。最後は危険を回避しつつ岡本、大前が集団スプリントに加わり、大前15位、岡本16位とそれぞれ健闘した。

レース後は選手それぞれ感触がよかったことも確認でき、明日からの本戦に意欲を示した。
Tour de Langkawi は8日間8ステージの戦いとなるが、若い力を結集し力を発揮していきたい。

Text : Taiji NISHITANI
Photo : AISAN RACING TEAM

Kota Kinabaru Criterium Result.pdf

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