REPORT

9/8 第33回ツール・ド・北海道2019 第3ステージ レポート

9月8日(日)
第3ステージ
北見市〜当麻町
181km

ツールド北海道第3ステージは、北見市をスタートしてアップダウンを抜けて、北見峠を越えて当麻町へ向かっていく181kmで行われました。第2ステージでは逃げ切りでフィニッシュしたため、第3ステージは各チームの逃げをチェックしながら集団スプリントでのステージ優勝を狙う作戦で臨みました。

スタートすると強力な6名の逃げが序盤のアップダウンで決まりました。しかしスプリンターを抱えるチームなどが入れなかったため、1つ目のスプリントポイントで吸収されました。そこからさらに3名の逃げが決まり、メイン集団は落ち着いてコントロールが開始されました。タイム差1分30秒を推移してコントロールされていましたが、北見峠を前にタイム差が縮まり、北見峠ではクライマーによるアタックがかかり、逃げは吸収。集団は大きいままフィニッシュに向かいました。

残り1kmを切ってから500mまでのテクニカルなクランクコーナーで、住吉宏太が草場啓吾を連れていき、そこから草場がスプリントでステージ3位でフィニッシュしました。

草場は8月からNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネのトレーニーとして活動をしており、チェコサイクリングツアー、イタリアでの高地合宿を経てからの参加で、自信を持ったレースをしていました。第1第2とレース展開に泣かされましたが、最終第3ステージで3位に入ったことで、自信が確信に変わったと思います。また、他のメンバーも調子を上げてきたので、今後のレースの期待が膨らみました。

しかしながらまだチームは発展途上。さらに上の走りをできるようにチーム員全員で今後も精進していきます。

ご声援ありがとうございました。

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Text : Takumi Beppu
Photo : AISAN RACING TEAM

Tour de Hokkaido 2019 Stage3 Result.pdf

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