REPORT

5/19-5/21 NTN presents 2019 ツアーオブジャパン 第1ステージ〜第3ステージ レポート

NTN presents 2019ツアー・オブ・ジャパン

今年も5月になりツアーオブジャパンが始まりました。今シーズンはレースの招待状の獲得が非常に厳しく、1月のニュージーランドサイクリングクラシックから4ヶ月ぶりのUCIレースになりました。その間、2度の強化合宿を行い、レースに向けて調整してきました。チームの目標はステージ優勝。1日1日をワンデーレースだと思って、ベストを尽くします。


5月19日(日)
第1ステージ 堺 個人タイムトライアル
2.6km
初日のタイムトライアルは2.6kmで行われました。距離が短くテクニカルなタイムトライアルでした。愛三では岡本が2分14秒97のステージ19位でチーム最上位でした。また渡邊が3分15秒66のステージ24位でフィニッシュしています。

Tour of Japan 2019 Stage1 Result.pdf

5月20日(月)
第2ステージ 京都
105km
2日目の京都は16.8kmの周回を6周する105kmで行われました。チームからは逃げとスプリントの両方に対応できるような作戦で臨みました。序盤のアタックに草場が反応しましたが決定的なものは決まらず、その後に岡本が入った逃げが決まりました。メンバーがよかったのでこのまま行けるかと思ったが、逃げのペースが早いため、岡本がたまらず遅れてしまいます。岡本は追走のトレンガヌの選手と一度先頭集団に追いつくも、再度遅れてしまいます。岡本がメイン集団に戻ってからは、淡々と周回を重ねましたが、逃げが速いので、メイン集団の牽引も速くなり、ハイペースが維持されたため多くの選手が遅れていきました。最後は7名の逃げから3名が残りそのまま逃げ切り。後続はスプリントに持ち込みたかったのですが、つめきれず9秒差でのフィニッシュになりました。愛三からはモニエが9秒差の43位でフィニッシュしました。

久しぶりの国際レースで少しレース間隔が鈍っていたこともあり、愛三の選手たちにとっては出だしから厳しいレースになりました。しかしレースを終えた後の選手たちの感想は非常にポジティブなものだったので、レースの中で調子を上げて、目標のステージ優勝を掴み取りたい。

Tour of Japan 2019 Stage2 Result.pdf

5月21日(月)
第3ステージ いなべ
127km
第3ステージのいなべはフィニッシュ地点周辺のレイアウトがきつく、特にフィニッシュを越えた後に設定されている通称「いなベルグ」と呼ばれる登坂が勝負の分かれ目となる。
1周目で体調不良の住吉が遅れてしまい、チームとしては大事な司令塔を失い大きな痛手となってしまいました。メイン集団は周回を重ねるごとにペースが上がっていき、人数を減らしていきました。最終周に入って、下りで逃げた2名が逃げ切りでステージ優勝を争いました。愛三では岡本・草場・モニエが最後までメイン集団に残り、岡本がトップから16秒差のメイン集団でフィニッシュしてステージ21位でした。選手たちからの話によると京都ステージより楽になり追い込めた、という話だったので、第4ステージの美濃も期待できます。

Tour of Japan 2019 Stage3 Result.pdf

第4ステージの美濃は、チームのホームステージです。未だかつてどこのチームも成し遂げていない、ホームステージでのホームチームの優勝を目指して、明日もベストを尽くします。

応援よろしくお願いします!

Text : Takumi BEPPU

コメントする