REPORT

1/23 The New Zealand Cycle Classic 第1ステージ レポート

1/23
Stage1
Lost Lake Loop
Cambridge - Kaipaki - Roto o rangi - Leamington
65.5km*2Laps = 131km

愛三工業レーシングチームとして初めて出場するニュージーランド・サイクリング・クラシックの第1ステージは、滞在しているケンブリッジから南へ進み、KaipakiからRoto o rangiを抜けてLeamingtonを巡る周回を2周するステージでした。ニュージーランドは地形からアップダウンと風が強いことが予想されたのと、例年逃げで集団が分断して勝負が決まっていることから、最初から集団スプリントを狙う、などという作戦ではなく、風やアップダウンで分断される集団に残り、そこからチャンスを見出していく作戦をとりました。

8kmのニュートラルセクションを経て、レースはスタート。前半に追い風から横風になる区間が多くあり、アタックの勢い、落車の影響も手伝って、かなり速いペースで進みました。途中早川と住吉が乗った逃げがあるも、ペースが速すぎてグループは崩壊。間も無くメイン集団に捕まり、その後スプリントポイントで主要チームの3名が入った逃げが決まりました。3名は強調して逃げ続けてメイン集団に大きな差をつけていきます。逃げに主要チームが乗っていることから、メイン集団ではどこのチームが引くかが決まるまでかなりペースを落として進みました。ようやく逃げに乗せていないBridgelaneとニュージーランドナショナルチームが始め、ペースを上げていきました。その時点でタイム差は5分開いており、この逃げが長引くことが予想されました。メイン集団は着実にタイム差を縮めていき、モニエも牽引に協力しましたが、だんだんと引く選手がいなくなり、最終的に2分差からつまらなくなりました。それからは徐々にしかつまらなくなり、最終的に1分2秒逃げ切られてしまいました。優勝はEVO PROのアーロン・ゲイト選手。オムニアムの世界チャンピオン、団体追い抜きのワールドカップチャンピオンだけあり、驚異的なスピードで逃げ切りました。後続のメイン集団ではスプリントになり、岡本が参加して13番目のステージ15位でフィニッシュしました。

オフ明け1回目のレースだったこともあり、気候やレース展開に戸惑い爆発力に欠けるステージになってしまいましたが、まずは第1ステージを無事にメイン集団で終えました。明日のステージからもタフなステージが続きますが、だんだんと調子の波を上げていけて日に日に良い走りができるように努めます。そして1ステージでも表彰台に乗れるように目指したいと思います。

Text : Takumi Beppu

2019 NZCC Stage 1 Results.pdf

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