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8/19 第35回シマノ鈴鹿ロードレースクラシック レポート

8/19
第35回シマノ鈴鹿ロードレースクラシック
5.8km×10周=58km

8月19日(日)に三重県・鈴鹿サーキットで第35回シマノ鈴鹿ロードレースクラシックが行われました。今年からJCF管轄になり、30位以内に入れば翌年の全日本選手権の出場権が獲得できることになり、敷居もかなり上がりました。愛三工業レーシングチームとしても地元愛知のすぐ隣ということで、多くのファンの方々が駆けつけてくれるため、非常に重要な位置づけなレースになっています。

レースは、序盤からハイペースで進みました。渡邊翔太郎と岡本隼が集団前方で積極的に動き、逃げに乗っていきます。中盤で12名の逃げが決まり、愛三からはそこに小森亮平と岡本隼が入りました。チームとしてはスプリンターの岡本と黒枝士揮でどちらかが先頭に入ることをオーダーに入れていたので、作戦通りの動きになりました。12名は快調にローテーションを回し、後続とは40秒ほどの差で走り続けました。後続は先頭に選手を入れることのできなかったシマノレーシングが牽引。

しかしシマノレーシングが牽引するも先頭のメンバーが強力だったため、タイム差は詰まらず勝負は先頭集団に委ねられました。終盤に小森が先頭から脱落をしてしまいましたが、岡本はその中でうまく立ち回り最終周回を迎えます。ラスト3kmで宇都宮の岡選手が飛び出しました。集団はそれを見送ってしまい、致命的なさがついてしまったことで逃げ切りが確定。後続は岡本が持ち前のスプリント力を発揮して2位でレースを終えました。メイン集団では黒枝が2番手でフィニッシュして13位でした。今年も優勝を逃してしまいましたが、スプリンターの2名が好調さの見えるレースになりました。

次のレースは9月7日から9月9日まで北海道・道央地区で開催されるツールド北海道2018です。引き続き変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。

Text : Takumi BEPPU

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