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11/12 ツール・ド・おきなわ2017 UCI1.2 レポート

ツールドおきなわ2017
2017年11月12日(日)

本日は今シーズン国内最終戦となるツールドおきなわ2017が行われた。今年は例年より少し肌寒い曇り空に北風が吹き付けるコンディション。前半北上のレイアウトのため、展開次第ではタフなレースになることが予想された。

愛三工業レーシングチームは小森、黒枝、原田、渡邊の4名をエントリー。前半戦は前日の天気予報から、風向きを考えて少人数の逃げが決まることを予想し、逃しても良い人数を線引きするとともに、大人数での逃げが決まったときのプランと2つの線で意志統一をする。基本的には小森をエースとし、残り3名をフルアシストで優勝を目指した。

レースは序盤に6名の逃げが決まり、集団は早くサイクリングモードとなる。先頭6名とのタイム差はみるみる広がり、最大で16分強と大きく広がってしまう。逃げメンバーはそれほど恐れることはないものの、後半セクションで追い風になる事からあまり大きなアドバンテージを与えるわけにはいかず、逃げに乗せていないチームをメインとし1回目のKOMを前に集団牽引が始まる。この集団牽引には愛三工業からスピードマンの原田を投入し、これの即時解決を促す。

各チームから選りすぐりの選手が牽引を行なった結果、2回目のKOMを迎える前に先頭6名とのタイム差は5分前後まで縮まる。ここで先頭から1名の選手が脱落し、5名となり、ペースが乱れる。2回目のKOMに突入したメイン集団はここからさらにペースアップ。この動きにより、ここまで集団牽引を行なった原田がドロップアウト。また、小森の位置どりをサポートしてきた黒枝を失い、残るは小森と渡邊のみとなる。

その後の東海岸沿いのアップダウン区間では各チームの波状攻撃が始まりあっという間に先頭集団を飲み込んでしまう。ひとつとなったメイン集団は、さらなる絞り込みをかけるべく各チームのエース級選手がアタックを繰り返し、さらに戦況は厳しくなり残り30km地点では危険な逃げなどを潰してきた渡邊も力尽きてしまう。いよいよ小森の単騎決戦となり、勝負どころの登坂区間へ向かう。しかし、この登坂区間でも集団の人数を減らすにとどまり、決定的な動きは生まれなかった。

最終的に21名での集団ゴール勝負となり小森に有利な展開かに思われたが、残り500mで1名の選手が飛び出しを図ったことから、スプリントのタイミングを狂わせてしまったが、小森はなんとか立て直しながら8位に食い込んだ。

優勝のチャンスはあったものの、8位という結果は本人が一番悔しいところだと思うが各選手が適材適所の役割を全うし、最善の結果を残せたと思う。チームとして今シーズン培ってきたことを来シーズンはさらに良い形にしていきたい。

今年も1年間応援ありがとうございました。

Text : Taiji NISHITANI

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