REPORT

10/7 Jelajah Malaysia 2017 第5ステージ レポート

10/7
Stage5
Alor Setar - Alo Setar
131.5km

ジョラジャ・マレーシア最終第5ステージは、アロースターの街をスタートして、大きく東に1周して再びアロースターの街に戻り、アロースタータワーを中心に5.2kmの周回を3周する。途中に標高114mの山岳ポイント以外はフラットなコースレイアウト。愛三工業レーシングチームの作戦は、総合逆転を狙った大きな動きには早川が、ゴールスプリントは小森、そして渡邊が双方のアシストとして動く役割で臨んだ。

前半に4名の逃げが決まり、リーダーチームのオリバーズリアルフードとタイコンチネンタルチームが集団をコントロール。コントロールといってもタイム差をがあまり広がらないように先頭を固めている程度で、終始スローペースでレースは進んだ。

残り距離が少なくなりメイン集団がゴールスプリトに向けて牽引すると、タイム差は一気につまり、1分30秒ほどでアロースターの周回へ。残り1周で先頭の逃げを吸収。最後は集団スプリントになり、トレンラヌのハリフ・サレー選手がダントツでステージ優勝。愛三は小森が11位、渡邊が14位でフィニッシュしました。この結果、早川朋宏は個人総合8位になり、UCIポイントを3ポイント獲得しました。

今回のジョラジャ・マレーシアでは、逃げに乗る展開で早川がタイム差を稼ぎ、山岳も最小限の遅れで留めてUCIポイント獲得に繋げました。チームとしての動きも非常によく、ほぼ全ての逃げにチームメイトを入れ、集団の牽引でも存分に強さを発揮しました。また渡邊は第4ステージの山岳でメイングループに残り、潜在能力の高さを発揮しました。この流れを次のTour de Selangor、そして来期につなげて行きたいと思います。

Text : Takumi BEPPU

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