REPORT

8/21 第33回シマノ鈴鹿国際ロードレース レポート

8/21 (日)
シマノ鈴鹿国際ロードレース

本日は三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットにてシマノ鈴鹿国際ロードレースが行われた。

本年は例年より比較的早めの開催ということもあり、酷暑でのレースを強いられ過酷な消耗戦になることが予想された。愛三工業レーシングチームは、大半の選手が直前までチェコ滞在で消耗しているため、無理な動きを極力おさえ集団スプリントで勝負することを目指した。

レースは暑さのためか小さなアタックはあるものの大きなアクションはおこらず、集団が一つの状況が行程の半分程まで続く展開となる。この間も、愛三からは最低でもアタックに対して1名を送り込む先手の展開を徹底しており、如何なる展開にも対応できる状況でレースを進める。

後半に差し掛かるとジャイアントアルペシンの選手1名と中島康晴のエスケープが容認され2名でのチャレンジが始まる。この2名は最終周まで逃げ切りを目指して走るものの、集団スプリントに向けて追い上げを計り始めた集団に飲み込まれ、勝負はゴールスプリントに持ち込まれた。愛三はトレインを組み、福田真平を勝たせるべく善戦したものの、最後の最後で埋もれてしまいかろうじて先頭で踏ん張っていた小森亮平がチーム最高位の6位でフィニッシュとなった。

帰国直前でダメージが残ったままでの参戦となったが、現時点でできうる限りのレースはできたように思う。次回はツール・ド・北海道となるが、少ないチャンスをものにし、明確な結果を残せるよう頑張りたい。

Text : Taiji NISHITANI

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2016 Shimano Suzuka International Road Race Result.pdf

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