REPORT

10/25 第5回 JBCF 知多半島・美浜クリテリウム レポート

10/25(日)
JBCF 美浜クリテリウム 3.75km×20周 75km

本日は愛知県美浜町を舞台にJBCF美浜クリテリウムが行われた。晴天に恵まれたものの常に強い風が吹き付けており、消耗度の高いレースが予想された。

愛三工業レーシングチームは綾部、中島、福田、伊藤、小森、平塚の6名でエントリー。強風が吹き荒れる今日のレースは、集団牽引による体力の消耗を避けたかったこともあり、できるだけ後手に回らないよう常に逃げに入ることとし、福田のスプリントでゴールを狙う。

レースは散発的なアタックはあるものの、やはり風の強さが影響してか消極的な展開で進む。8周回完了時には綾部、中島、福田を含む18名が飛び出し、後続集団との差を広げ始める。しかし、この中には各チームのエースが入っており、メイン集団も一時は牽制するものの那須ブラーゼンを中心に追走体制に入る。

18名の逃げグループは30秒ほど先行するが、あまりにも数が多く協調体制も長くは続かない。14周回完了時には先頭集団がばらけ始め、先頭8名→後続10名→集団の構図になっていく。この先頭8名には中島がチェックに入り、有利な展開に持ち込む。一時この8名から1名が抜け出す場面もみられたが、ペースが上がった集団を離す勢いはなく残り3周回で集団は一つになる。ここで愛三工業レーシングチームは福田のスプリントに全てを託し、リードアウトの体制に入る。

最終周回の最終コーナーを良い位置で立ち上がり、万全の体制でスプリントに持ち込むが、ラスト500mからのリードアウトでやや早掛け気味になってしまい、福田が埋もれてしまう。最後は僅かな隙間をかいくぐりながらのスプリントで4番手ほどの位置でフィニッシュとなった。

最終的なリードアウトの連携が僅かなミスで崩れてしまった事は悔やまれるが全体的な動き、展開は常に後手に回らない見事なレースだった。

今回の良いイメージを残し、次戦のツールド沖縄では悔いのないレースをしたい。

Text : Taiji NISHITANI

コメントする