REPORT

9/11 ツール・ド・北海道2015 第1ステージ レポート

ツール・ド・北海道2015
UCI2.2
9/11(金) 1st STAGE 188km (旭川市〜東川町)

本日はツールド北海道初日となる1st Stageが行われた。愛三工業レーシングチームは福田、伊藤、小森、早川、中根の5名をエントリー。次世代の若手が世界へ羽ばたいて行くための足がかりとなるような大会を目指すという大会主催者のコンセプトに法り、若手主体のチーム編成で臨んだ。

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1st Stageは旭川市を北上し、東川町へ南下する188kmで行われた。コースプロフィール上は平坦基調のアップダウンコースと認識できるものの実際には後半のアップダウンが非常に厳しいものである事から、少人数の逃げは決まっても吸収されてしまうであろうという予測をしていた。

レースがスタートし、早々に3人の逃げが開始される。この3人は強力でみるみる内に差を5分、6分と広げ始め、一時は12分以上もの差をつけられる。愛三工業レーシングチームとしては、ゴールスプリントで勝負するという意思統一をしていたためこの逃げは見過ごす事はできない。それどころか、総合成績も決まってしまう可能性を秘めており追走を早い段階で開始せざるを得なかった。追走には小森選手を投入。一時的に他チームと協調体制を築いて追う事になったが、予想以上にタイム差が詰まっていかない。

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後半に差し掛かっても5分、6分の間で推移しており、次第に焦りも出てくるが、残り30kmほどで先頭の3名が分裂し、先頭は2名となったことでペースダウン。残り15kmを切ったあたりで集団は一つになるが、カウンターアタックなどで活性化し集団は最終的に30名強までに絞られるハードな展開になる。

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最後はスプリントに向けて福田選手をチームで引き上げるものの、連携がうまく噛み合ず、良い位置でスプリントできなかった。チーム最高位は伊藤選手の10位であったが、先頭34名の中に4名が残るという総合成績を狙う上では良い状況である。明日は総合を決める大事なステージになるが、チームとして機能することができれば必ず良い結果を得られると感じた一日であった。

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明日も引き続き応援よろしくお願いします!

Text : Taiji NISHITANI
Photo : Sonoko TANAKA

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大会特設ページ→ Tour de Hokkaido 2015|ツール・ド・北海道

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