REPORT

5/29 ツール・ド・熊野2015 第1ステージ レポート

5/29(金)赤木川清流ステージ
16.3km×7周回=114.1km

本日はツールド熊野第1ステージとなる赤木川清流ステージが行われた。コースは所々テクニカルなポイントがあり、力だけでは有利に進めることができない難易度の高いステージ。

愛三工業レーシングチームは翌日の熊野山岳を控え、少しでも総合でリードを得られるように積極的に仕掛けること、それがうまくいかない場合は福田のゴールスプリントでステージ優勝を狙うことにした。

レースはアタックの応酬で始まり、ひっきりなしに繰り返される。2周回目に入ると、6名が若干のリードを保ち飛び出す展開になり、この中には中根が入った。中根は1回目の山岳ポイントを1位で通過しつつ逃げ続ける。

20〜30秒ほどで推移するがやがて集団につかまり、今度はカウンターアタックで1名が先行する形になる。1分前後で逃がし続けるが、これも6周回目には吸収され、そのままの勢いで山岳ポイントに突入。ここでも中根は2位通過し、山岳賞を獲得した。

最終周回に入ると各チームスプリント体制になり、集団スプリントの様相を見せる。しかし、不運なことにスプリントエースであった福田はバイクトラブルに見舞われ、後退してしまう。エースを失った愛三工業レーシングチームだったが、福田に代わり綾部がチームメイトにリードしてもらいスプリントを開始。登り基調のゴールレイアウトだったが、グングンと伸び続け見事2着でゴールした。

全体的によくまとまってレースができたこと、トラブルに対しても臨機応変にこなし、ステージ2位と山岳賞をとれたことは、明日からのレースにも勢いをつける結果であったと思う。

明日の熊野山岳は正念場になると思うが、優勝を目標に頑張りたい。

Text : Taiji NISHITANI

大会特設ページ→ Tour de Kumano 2015|ツール・ド・熊野

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