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5/24 ツアー・オブ・ジャパン2015 Stage7 レポート

5/24(日)東京STAGE

本日はツアーオブジャパン最終日の東京ステージが行われた。今年は選手全員怪我もなく6人揃って最終日のスタートラインに立つことができた。

コースは大井埠頭の特設サーキットを14周回する112kmで争われる。毎年ゴールスプリントに持ち込まれることが多く、愛三工業レーシングチームは、福田のスプリントをチーム全員でサポートすることでステージ優勝を目指した。

レースはパレード終了直後から積極的にアタックが繰り返される。大井埠頭の周回に入り、4周完了時には8名のエスケープグループが形成されメイン集団はリーダーチームのタブリーツがタイム差を1分前後でコントロールする。先頭グループはハイスピードを保ちながら進むものの、力の及ばない選手は振り落とされてしまい残り4周時点で8名中2名のみを残し逃げ続ける。

残り2周ではこの2名を集団が飲み込み、いよいよスプリント体制に入る。

残り半周、チーム総動員で福田を前方に引き上げ、激しいポジション争いに加わる。残り500mでは良い位置に付けたものの、リードアウト役の綾部、中根が前方の選手の落車に巻き込まれてしまう。この後方に位置していた福田はなんとか落車を回避したものの失速し、順位を落としてしまった。

優勝を狙える位置にいただけに悔やまれる結果となってしまったが落車に巻き込まれてしまった綾部、中根の怪我が大事には至らなかったことがせめてもの救いであった。

今回のツアーオブジャパンでは、いろいろと課題が残ったものの選手のパフォーマンスが確実に上がってきていることが実感できた大会であった。

次回は5/28〜5/31まで行われるツールド熊野に参戦予定であるが、今一度チームを立て直してレースに臨みたい。

Text : Taiji NISHITANI
Photo : Peloton Images Asia

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大会特設ページ→ Tour of Japan 2015|ツアー・オブ・ジャパン

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