REPORT

5/20 ツアー・オブ・ジャパン2015 Stage3 レポート

5/20(水) 美濃Stage
11.6km+21.3km=139.4km

本日はツアーオブジャパン3日目となる美濃ステージが行われた。昨日とは打って変わって好天に恵まれたこの日は、スタートラインに立つ選手の表情も穏やかに感じた。

コースは例年と変わらず、平坦基調の最後に丘越えがある周回コースでスプリンター向きのステージ。愛三工業レーシングチームは福田をエースとし、集団スプリントでステージ優勝を目指した。

レースはスタートから勢い良く2名の選手が飛び出し、予想通り集団はこれを容認する展開。しかし、この内の1名が集団に戻ってしまい、先行者は1名となり集団はさらにスローペースになる。先行1名と集団は2分前後で推移しながら後半までこの状況は崩れなかった。

ラスト2周を残し、集団はゴールスプリントに向けペースアップすると、あっと言う間に先行の1名を飲み込む。ラスト1周では各チームスプリントの位置取りが激しくなり、福田もここで苦戦してしまう。

愛三工業レーシングチームは隊列が崩れながらも懸命に福田を導くが、最後の立ち上がりでうまく上がれず失速。結果は14位であったが、非常に難しい状況の中、全員良い動きをしてくれた。

明日から山岳3連戦と厳しさを増すが、山岳メンバーの状態も良いので積極的に勝負していきたい。

text : Taiji NISHITANI
Photo : Peloton Images Asia

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