REPORT

4/25-4/26 JBCF Jプロツアー 群馬CSCロードレース Day-1 Day-2 レポート

4月25日と4月26日に行われましたJBCF Jプロツアー 群馬CSCロードレースに出場しました。25日は群馬CSCの6kmサーキットを1周するチームタイムトライアル、26日は120kmのロードレースが行われました。

【Day-1 チームタイムトライアル】
レース1日目はチームタイムトライアル。今年のJプロツアーは1日目にタイムトライアル、2日目にロードレースを行い、両日に出場するとJBCFポイントが20%追加で付与されるTwo in Oneという方式を取っています。

綾部勇成、伊藤雅和、小森亮平、早川朋宏の4名で臨みました。

愛三工業レーシングチームは選手の総合力アップのため、6名出場できるところをあえて4名で出場しました。最低3名の選手が一緒にゴールをする必要があるので、最初から最後まで全選手が全力を出し切らなければタイムはでません。その狙いは今後の国際レースで個人総合成績を目指す選手には、個人タイムトライアルは非常に重要であり、その能力の強化が狙いでした。

結果はトップのチーム右京から30秒差の7位。優勝したチーム右京も4名での出走だったので、この結果がまさにいまの実力になります。即席メンバーだったこともありレースの中で小さなミスも多くあったようですが、今回のメンバーは特別タイムトライアルのスペシャリストでもないので、スピードのあるチーム右京から30秒差というのは悪くない結果だったと思います。

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群馬CSCロードレース Day-1 リザルト
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【Day-2 120kmロードレース】
2日目は120kmのロードレース。群馬CSCは特殊なコースで、コツをつかんでいる選手は非常に強い。愛三工業レーシングチームの選手は初めて走る選手がほとんどだったが、いろいろな場所で経験を積んでいるのであまり心配はなかった。作戦は基本福田真平でゴールスプリントを狙うこと。また、逃げが逃げ切ってしまうようなこともあるので、逃げにも選手を入れるようにすることでした。

スタートからチームはうまく機能して、すべてのアタックのチェックに入っている。序盤に形成された先行集団には平塚吉光と中根英登が入った。逃げ遅れた有力チームもあったが、次の追走で2名づつくらい送り込み、先頭に追いついたので、集団が止まって逃げが確定するかと思っていたが、チーム右京を中心に追撃の姿勢を見せた。愛三工業レーシング的には逃げにも2名入っていて、集団ゴールの準備もできるので、あとは展開にまかせるのみ。後半になって逃げを追う時も集団の先頭の牽引に選手を送ることもできたが、チーム右京は特に必要としていなかったようで集団の前の方で待機。

最後は小森が牽引して福田でゴールを狙うも、福田が出来れず小森がそのまま5位でフィニッシュした。福田は11位。たらればで福田がいつもの調子で発進できれいれば、かなりよい結果が望めたと思うが、レースはなかなか思う通りにはしてくれない。しかしながらレース全体でチームの動きが目立っており、最後もほぼ全員メイン集団で仕事をしていたので、チームの総合力があがっていて今後のレースが非常に期待できます。

次回のレースは5月17日から5月24日まで行われるUCIアジアツアー・ツアー・オブ・ジャパンです。クライマーメインで出場する予定です。個人総合優勝とステージ優勝を目標に、UCIポイント獲得を目指します。

応援よろしくお願いします!

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群馬CSCロードレース Day-2 リザルト
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Text : Takumi BEPPU
Photo : AISAN Racing Team
AISAN Supporter's Culb

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